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第百十三話 進んだ先は行き止まり?

 読んでくださりありがとうございます。ダマッカの洞穴の攻略が続きます。どの道に行ったかを覚えておかないと次来た時も迷いそうですよね。


 行き止まり……と表現するにはちょっと問題があるだろうか。奥に続いていくはずの道が途中でかなり大きめの岩で塞がれていたのである。明らかに人為的に道を塞いでいるとしか思えないだろう。


「どうやらこれ以上進めなくするよう対策を施されたようですね。」


 そう言うとアリエテはやや強めの力で道を塞いでいる岩や側面を叩いてみたがアリエテの力ではびくともしなかった。


「ふむ、人間の力ではこれを取り除くことが出来そうも無いですね。ここにいても仕方がありません。さっきの分岐路まで戻りますかね」


 アリエテの言葉に従いジャロたちは3方向に分かれていた道まで戻ってきた。


「ふむ、ジャロ様。どちらの道に進みましょうか」


 なるほど、間違った場所を選ぶと戻ってその選択肢じゃない道を選ぶ感じになるのか。最初の時は残る選択肢が一つだったから進んだだけで、今回は残る選択肢が二つだからどちらかを選ばなくちゃいけないと。


 ……これどっち選ぶとかの根拠何も無いよな。だって真ん中の道は人為的に塞がれていた訳だから実質正解みたいなもんでしょ。となると別にどっち行っても正解にはならない気がしてならないんだけどな。1回目が右側で2回目が左側だから傾向的には右側なのかな? もういいや右側で。


「右側にしましょう」


 ジャロたちは右側を進んで行った。


『ロック・アント lv.15が現れた』


 あぁ、エンカウントしたか。って言うことは多分このルートは間違ってるんだろうな。しかしエンカウントしたのがロック・アントで良かったな。コイツのためにバットに入れ替えたってのにコイツ以外が出たら意味ないもんな。


『バットの魔弾【闇】 ロック・アントに合計34のダメージ』

『ロック・アントの堅牢 ロック・アントのまもりが上がった』


 その堅牢は意味が無いんだよねえ、まりょく由来の攻撃だからまもりを上げても効果はないからね。いやぁバットとこういうモンスターとの相性は抜群だな、素晴らしいことだよ。


『バットの魔弾【闇】 ロック・アントに合計33のダメージ』

『ロック・アントを倒した 経験値を228手に入れた』

『バットのレベルが1上がった』


 よし、バットのレベルが上がったな。これでバットはlv.18か。あと2レベルアップしたらlv.20になるのか。……もしかしてそのタイミングで進化するんだろうか。まあそうなってからのお楽しみかな。……ん?


「……行き止まりですね」


 ロック・アントを倒しジャロたちはそのままにまっすぐ進んで行ったが進むべき道は行き止まりのように思われた。


 また行き止まりですか。どうやらエンカウントした場合はそのルートではないことが分かるのかもしれません。……でもエンカウントしないルートは岩でふさがれてましたね。ということは何かしらのギミックがあるということです。……ところで道を塞ぐほどの大きな岩はどこから調達したんでしょうか。気になります。

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