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第百三話 砂漠に潜む悪夢

 読んでくださりありがとうございます。果たしてジャロは上手く他の人と合流できるのでしょうか。


『デザート・アリゲイターの通常攻撃 アトラスに6のダメージ』

『アトラスの刺突 デザート・アリゲイターに18のダメージ』


 よし、このダメージならギリギリ耐えるな。アトラスの体力が16/55だから捕食が来てもなんとか耐えられるはずだ。捕食より威力の高いスキルがあったら……その時はその時だな。


『デザート・アリゲイターの砂塵 アトラスの精度が少し下がった』

『アトラスの刺突 回避された』


 うーむ、ダメージ自体は無かったからよかったんだけど精度が落ちてるんだよね。SP的にもあと一回しか刺突を撃てない。……まあ、アトラスなら当ててくれるでしょう。


『デザート・アリゲイターの捕食 アトラスに15のダメージ』

『アトラスの刺突 デザート・アリゲイターに18のダメージ』

『デザート・アリゲイターを倒した 経験値を202手に入れた』

『アトラスのレベルが1上がった』


 よし、レベルが上がったな。これでステータスが回復出来たぞ。しかしあれだね、デザート・アリゲイターしかいないのかって言うくらいデザート・アリゲイター以外見ないよね。まあ倒せない訳じゃないから良いんだけど。アトラスは結構SP消費があるのとレベルアップまで遠いからちょっと入れ替えようか。……先頭はファングでいいかな。


「……お……から……れろ!」


 何やら途切れ途切れではあるが、ジャロの耳には誰かの声が聞こえた気がした。何を言っていたのかはわからなかったが、ひとまず誰かに会わないといけないジャロにはその声の方向へ行く以外することがなかった。


「……、あれは?」


 声がした方向へジャロが向かうとダリアの近くには黒いサソリが針を差し出しており、そのサソリをなんとか持ち合わせの短刀で牽制しようとするアリエテの姿があった。


「離れないか! こんな短刀ではやはりだめか」


 どうやらかなり切迫してるらしいと察したジャロはアリエテの方へ駆け寄った。


『ブラック・ナイトメア lv.13が現れた』


 おお、こういうエンカウントの仕方があるのか。レベルはそこまで高くないな。ただ初見のモンスターだからどういう戦闘になるか慎重に見極めないとな。


『ファングの咆哮 ファングのちからが少し上がった ブラック・ナイトメアのまもりが少し下がった』

『ブラック・ナイトメアの毒牙 ファングに16のダメージ』


 この感じ的にメインのスキルは毒牙か。状態異常を狙いながらも結構なダメージが入るもんだぜ。毒にならないだけよしとしますか。


『ファングの爪牙 ブラック・ナイトメアに22のダメージ』

『ブラック・ナイトメアの潜行 ブラック・ナイトメアは地中に潜った』


 ……あ、まじか地中に潜ったか。溜め技っていうわけではなさそうだから威力はそこまで無いとは思うけど。まあ一発で倒されることもないだろうし多分地中には攻撃は当たらないだろうからバフでもしときますか。


 ええと、何があったっけ。咆哮は多分当たらなくて、あとは加速か硬化だな。じゃあ硬化しておきますか、加速したってもう上取れてるからやるだけ無駄だろうしね。


 ジャロはアリエテたちと合流することが出来たようです。良かった良かった。しかしサソリ型のモンスターに襲われていたようですね、ジャロがエンカウントしました。このモンスターを無事倒せれば合流できますね。倒せれば……ですけど。

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