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第九十六話 激戦! ゾンビ・ナイト

 読んでくださりありがとうございます。果たしてジャロはゾンビ・ナイトを倒せるのでしょうか。


 4回当たって72ダメージでしょ? つまり1回は……18ダメージか、おっかないな。しかもアトラス相手にっていうのがもうすごいよね。アトラスって仲間モンスターの中でも固い方なんだけどな。次も固めのモンスターの方が良いよね多分。じゃあユカリかな。ヒスイの方がまもりの数値上は高いんだけどヒスイより体力があるからユカリの方が固いよね。


『ゾンビ・ナイトの撫斬 ユカリに27のダメージ』

『ユカリの毒牙 ゾンビ・ナイトに14のダメージ』


 いやあ撫斬のダメージがどう考えても重いわ。次撫斬されたら耐えられないんだけど、回復しても結果は同じだろうな。ううむユカリの固さで半分くらいダメージを貰うのはかなり厄介だな。


『ゾンビ・ナイトの通常攻撃 ユカリに14のダメージ』

『ユカリの毒牙 ゾンビ・ナイトに14のダメージ』

『ゾンビ・ナイトを倒した 白い骨を手に入れた 経験値を325手に入れた』

『ユカリのレベルが1上がった』


 おぉ、倒せたのか。ユカリが倒されてた場合最悪何も出来ずにただ蹂躙されてたかもしれないから助かったな。これは玉虫色の甲冑に感謝しないとな。あの装備がなけりゃユカリはここまで固くはならなかったしな。ドロップアイテムもあったけど性能を確認しておこうか。


――

白い骨 装備 ☆3 装備

ワイトの骨。その白さは丈夫な証。

効果:ちから+4、まもり+4

――


 お、これかなり強力な装備だな。まああのモンスターを倒してのドロップアイテムなんだからそりゃ強力じゃないと困るけどな。じゃあそうだな……アイアンに装備させようかな。ステータスはどうなったかな。


――

クロウ・ナイト lv.13

名前:アイアン 経験値:66/321

ランク:☆2

ステータス:体力47/47、SP30/30

ちから25、まりょく11、まもり24、はやさ29、うん19

アビリティ:暗躍、加速、闇討、剣舞

装備:白い骨

――


 うん、大分強力になったな。さっきの戦闘で分かったけど、まりょく攻撃じゃないならまもりの数値がかなり重要なんだよね。ちからの数値を上げながらまもりも上がるなんて良い装備品だよ。


 さて、イベント戦が終わったから多分出口から出られるようになってるだろうな。これで弾かれたらもう何をしたらいいかわからないしな。


 ジャロの予想通り今度は弾かれることなくすんなり地下室を出ることが出来た。前回の達成時同様グリモアは今度も地下室の近くで待っていたようだ。


「おや、もう終われましたか。お疲れ様でしたな」


「今回も待っていていただけたんですね。嬉しいです」


「いえいえ、依頼した身でございますから待つくらいはどうってことはないですな。それでは戻りましょうか」


 そう言うとグリモアは階段を登り始めた。今度の背中には不安感は感じられなかった。どうやらクエスト達成から何かさらにクエストに繋がるという事はなさそうである。そう結論づけてジャロは少し安心した。その直後グリモアがジャロに話しかけてきた。


 ゾンビ・ナイトは個人的に好きなモンスターです。敵限定なので仲間にはなりませんが進化してるかもしれませんがまたどこかで出ます。というより出します。

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