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影法師の悠々自適な異世界ライフ  作者: マッドちゃんぽん
港町ケルプ編
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ココの旅

最近内容より、サブタイトルを考えるのに時間がかかります。

さて、次はお世話になっている«影転移»を試そう。このスキルは、地面の影に沈む感じと言えばいいのか?とにかく、1回地面に浸かる感じで別の場所に移動するから、服が汚れそうなイメージがあるんだよな。あと、なんか落ちる感じでヒヤッと来るから怖いんだよな。


あっ、そういえば、俺、影を空中に出せたな・・・もしかしたら、どこ○もドアみたいな感じで出来るかもしれないなぁ、いや、見た目から言うとスピ○スピアのほうかな?まぁ、どっちでもいいや。


「«影転移:空中ver»発動。」

名前が適当なのは置いておいて、今、俺の目の前には真っ黒な円ができている。大きさはマンホールの蓋よりも少し大きい程度かな?ちょっと無理をすれば中に入れそうだ。だけど、外から見ると中は真っ暗なんだよなぁ、まさにお先真っ暗だな。


『行き先を考えながらスキルを発動すると、転移先を選べますよ。あと、ネーミングセンスは・・・頑張ってください。』

いつも通り、ヘルプ機能さんが言ってくれる。

なるほどなるほど。それじゃあ、どこに行こうかな。


・・・じゃあ、『迷宮都市ラカタ』にしようかな。

次の実験に使うものを買わないといけないからな。とりあえず、今出ているやつはどこに行き先が設定されているか分からないので、もう一度試そう。ものすごい高さとか、海の中、岩の中とかに行き先が設定されてたら嫌だしね。


当たり前だけどさっきと同じ黒い円が出来た。やっぱり中は真っ暗だった。

これ、反対側どうなってるんだろう。もしかして俺は反対側を見ているんじゃないのだろうか。

・・・あ〜、横から見ると線のように見えるかと思ったんだけどどこから見ても円だった。なんかすごいなこれ。しかし、行き先がきちんと『迷宮都市ラカタ』になっているかわかんないな。


とりあえず、遊び疲れて地面で五体投地でダレているココを持ってくる。もう、完全にネコじゃん。


「あるじ様、どうしたのじゃ?余はもう眠いのだが。というか、顔が怖いぞ。何故そんなマッドサイエンティストみたいな顔をしておるのじゃ?」

「なぁ、お前って・・・例えば遠くに投げ飛ばして、もう一度召喚すると、空中にいても戻ってくるのか?」

「ああ、そうじゃな。確かに戻っては来れるの。どれだけ距離が離れていようと、呼ばれればいつでも駆けつけるぞ!」

わぁ、ココさんてばイケメンすぎる!・・・ネコでなかったらだけどな、あとこいつ性別はどっちなんだ?確認したことはないけど。


「あと、俺と遠く離れてても、俺と会話とか出来る?こう、頭の中に喋りかける感じで。」

「もちろん出来るが、それがどうかしたのか?どうしてそこで、口角をあげるのじゃ?すっごい不安になるぞ!」

なら・・・よし。モルモッ・・・じゃなかった被験者としての条件は整っているな。

「とりあえず、この先がどうなってるか試したいので言ってくれるか?それじゃあ、いってらっしゃ〜い。」

「あるじ様!?いきなりか!」

俺はココを黒い円に向かって放り投げた。



するとすぐに頭の中にココの声が響いた。

「【ひどいのじゃ!あるじ様。いくら自分の召喚獣でもしていいことと悪いことがあるのじゃ。動物愛護法違反じゃぞ!って誰がネコか!】」

なんでお前がその法律の名前を知っているんだよ。・・・どうやって喋るんだろうこれ。頭の中で言えばいいのかな?

「【あまり大声出すな、頭に響くだろうが。それでお前がいるところにはどんな景色が広がってる?】」

「【ここはたしかー、『迷宮都市ラカタ』じゃな。今余は、ダンジョンの入口の前にいるぞ。】」

おお、成功したみたいだ。実験体のなってくれたココには後で何か食べ物でも買ってやるかな。

「【ありがとう、ココ。それじゃあ、俺も今から行くよ。】」

円にはいると迷宮都市に着いた。さて、次の実験道具を買おうか。ふと思ったんだけど周りからはどんなふうに見えているのだろう。ヴァ○ラ・アイスみたいな感じで見えてたら・・・嫌だなぁ。


迷宮都市で買い物も終わり、屋敷の庭まで戻ってきた。

さて、次の実験は、どんな武器を影で作れるかを試してみる。そのために迷宮都市で、色々な武器を買ったのだ。普通の武器では面白くないので、なるべく珍しく変な武器を。

例えば、三節棍や、モーニングスター、手甲鉤、

チャクラムなどだ。あと、変な剣も何本か買った。

両刃にトゲが付いた剣みたいなのとか、刃の両端に黒曜石がついたものすごい切れ味がありそうな剣みたいなのとか。


元の世界で剣の見た目を言うなら・・・トゲが付いた剣が、エヌマエルの剣(17世紀にドイツのマクシミリアン二世が使ったとされる剣。)に似ていて、黒曜石が付いた剣は・・・確か、マナカって名前の剣で・・・メキシコの原住民族アズテック族の装備する木製の剣だったかな?あれ?でもマナカは元の世界では現存はしてなかったような・・・まぁ、ここは異世界だし。

俺は、こういう無駄な雑学はかなり多いほうだと思う。


さて、早速影でコピーしていく。

別に例が無くても作れるのだが、実物があった方がイメージしやすいし、持っていて損は無いだろう。


色々つくってみたが感想は全部黒だな、真っ黒だよ。モーニングスターの鎖とか作れるかな?と思ったが大丈夫みたいだ。これでク○○カのように鎖を操れるな!・・・別にいいのだが、厨二病に見られるから控えよう。


試しにこの前『和文神しずのかみ』で作った高機動車を影で作ってみた。見た目が模型のようになってしまったけど動くのだろうか。

あっ、動いた。動かしたいと思いながら作ったら動くようになった。やっぱり、«影の支配者»はイメージで成り立っているんだろうな。


でも、『和文神しずのかみ』で作った方を使おう。だってこっちは、なんかプラスチックできてそうな感じがするから。


そう言えば、ほかの勇者たちの中に物を作れるスキルを持ってる奴いないかな〜。自分の手で1から作ってみたいなぁ。


次は«影収納»で、魔法を収納できるか試してみる。これがあれば・・・特に理由が思い浮かばない。まぁ、いいか。

とりあえず、空中に影を出す。«影収納»を使う時の影って«影転移:空中Ver.»が楕円なのに対して、完全な円なんだよな。そして、気のせいか知らないけどこっちの方が色も濃いし。


とりあえずこれに魔法を放ってみよう。

«炎魔法»でいいか。炎の槍をイメージしてと・・・詠唱は・・・知らないからいいか。

「«炎魔法:槍»」

真っ赤に燃える槍が伸ばした手の先に出来た。暑そうな感じはしない。とりあえず撃ってみるかな。

おっ、収納された。炎の槍はネジ曲がりながら、魔○波で封印されるみたいな感じで収納された。視界に、収納したものがかいてある一覧が出て『炎魔法(槍)』というものが新たに増えた。

取り出してみると、影から炎でできた槍が射出された。これで魔法を防ぐことと、それを相手に返すことが出来るな。


詠唱とかしたらもっと威力が上がるのだろうか・・・まぁ、覚えられないしいいか。機会があったらシャティ辺りに教えてもらうとするか。


「マスター、ラータんただいま〜。」

「ただいまっス〜。」

「今帰りました、ご主人様。」

玄関の方で彼女達の声が聞こえる。ちょうど終わろうと思ってたから丁度いいな。

さぁ、パーティの時間かな

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