表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
影法師の悠々自適な異世界ライフ  作者: マッドちゃんぽん
港町ケルプ編
81/309

朝もはよからテンション高い

「ご・・・・ごめんなひゃい。もうしましぇん。」

「分かればいいんですよ、もうしないでくださいね。」

アイナに連れていかれたシャティは、数分後涙を流しながら出てきた。どんだけ、アイナが怖かったんだ。

俺は小刻みに震えていたリシアに何があったか尋ねた。そう言えば、彼女も、お風呂場について行ったんだよ。

シャティだけだと、なんか可哀想だったから、見てもらってたんだよ。


「(なぁ、アイナ、どんだけ怒ってたんだ?)」

「(優しく諭すように怒ってたっス。怒った時の倫さん、そっくりだったっス。・・・あの人の背後に鬼を私は見たっス。)」

「(怖いなぁ。)」

「ご主人様、リシアちゃん。どうしたんですか?何か言うことがあるなら、大きな声で頼みますよ。」

ニッコリと、アイナが笑顔を向けてきた。いつもなら癒されるその笑顔も何故か今だけとても怖かった。

「あ。あと、リシアちゃん。」

「は、はい、なんスか?」

「人のことを鬼とは、面白い冗談ですね。」

こ、怖い。ものすごく怖い。多分特殊な呼吸法をする人たちも、呼吸を乱してしまうくらい怖かった。



シャティは、しばらくすると、立ち直り晩御飯を作ってくれた。今日のメニューはカレーシチューだった。

はい、パンにつけて美味しくいただかせていただきました。やっぱりね、米が欲しいな。この世界にはあるのかなぁ。ラノベとかだと、必ず江戸時代の日本のような国がひとつはあって、そこで米を作ってるんだけど、この世界にはあるのかな?あー、米が食べたい。


カレーの感想はねぇ。・・・このカレーはあまり辛くなく、例えるなら、高校生の俺にとっても、懐かしい給食のカレーだ。あの、家で作ることのできないタイプのやつね。ちなみに俺は、すき焼きとカレーは、絶対に裏切らないと俺は考えてるよ。

あっ、おかわりも当然したよ。そう言えば、俺たちがおかわりと言うたびにシャティはとても嬉しそうな顔をする。良いおかあさんに慣れそうだ。


・・・何故か、ラータもカレーを食べていた。

・・・彼女はやっぱり食べ方汚いよなぁ。

あと、幽霊って食べ物を食べるのか?死んでるのに?と思って聞いてみたら、『食べなくても大丈夫だけど、美味しそうだから食べてる。まぁ、いわば趣味だね。』とのことだ。はいはい、さよですか。


ちなみに俺たちの食べる量の順番は

アイナ≧ラータ>俺・シャティ>リシアとなっている。

あの性格で意外にリシアは少食だったと思うだろうが、俺とあまり変わらない。そもそも、アイナとラータの食べる量が異常に多いのだ。

彼女たちはあの細い身体のどこに入ってるんだろう。


少し俺の元の世界の身の回りの話をしよう。俺の母方の祖父母の家は、定食屋をやっている。何故か、そこの名物が、ご飯の大盛りなのだ。その大盛りはただの大盛りではない、地元では、『日本昔ばなし盛り』と呼ばれて恐れられている。だから、事情を知っているお客さんは絶対に、大盛りを頼まない。唐突にこんなことを話したのは、もしかしたらアイナなら、おかわりまでしてしまうかもしれないと思ったからだ。いや、絶対にするだろうな。


俺はご飯を食べた後リビングで少しまったりした後、眠りについた。いい感じの満腹感でよく寝られそうだな。



「マスター、起きて!朝だよ!マ〜ス〜タ〜!

ウチが作った朝ごはんが冷めちゃうよー。」

次の日、シャティが身体をユサユサ揺すって起こしてくれた。無視してたらそのうち兄のことをあだ名で呼ぶ小学生のように飛び乗ってきそうだ。・・・揺すられすぎて、頭痛くなってきた。朝、来るの早すぎだよォ。

「・・・おはよう、シャティ。今日も元気だね。」

「ありがとう♪マスター。さぁ、朝ごはんの時間だよ。下に行こ?」


シャティに連れられてリビングに行くと、他の娘たちもいた。いつもはこの時間まだ寝ているリシアが起きていたことに驚いたが、よく見ると彼女は、器用なことに椅子に座りながら寝ていた。1ミリも動いてない。

きれいな顔してるだろ、嘘みたいだろ。寝てるんだぜこれで。ちなみに、今は朝の6時である。


今日の朝ごはんはオムレツだった。オムレツは外側は焦げないくらいにしっかりと焼けていて、中は柔らかく出来ていた。スプーンでとると、まるで雲のようにふわふわで、それを口に入れるとバターの匂いが口いっぱいに広がった。思わずウマーいと叫びそうになった。

朝からテンション高いだって、だってこんなに美味しいもの食べたら誰だって起きるさ。


さて、今日はこの前会ったあきらからコピーした、«召喚獣召喚»をしようと思う。異世界といえば召喚獣だからね。ちょっとやり方が分からないから聞きに行くけど。


そういえば、俺たちはこの家を空けるから、誰かにハウスキーパーを頼みたいなぁ。ラータは、この家の地縛霊だから敷地外には出られないけど、彼女だけじゃ不安だからな。というか、彼女が不安の原因だな。

誰かに頼まないとなぁ。良い人いるかな。

なるべく知り合いがいいなぁ。

ストックがやばいことになってきたんで、次の更新は月曜か・・・日曜になると思います。もっと遅くなるかもですけど、一週間以上は空けません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ