┏(┏^o^)┓フロぉ
「〜〜〜♪♪♪っと、これで終わり〜。そこそこの人数いるから、皿洗いも時間がかかるなぁ。」
全員がお昼ご飯を食べ終わってすぐに、アニソンを鼻歌で歌いながら、俺は皿洗いを終わらせた。ナポリタンみたいな食べ物の皿は早めに洗わないと、こびりつくからね。あ、あと、この世界には合成洗剤が、無いので粉石けんを使って食器を洗うみたいだ。まぁ、祖母の家で使ったことが何度かあるので、洗うのには苦労はしなかったけど。ちなみに歌っていたアニソンは、世界の均衡を保つ組織のエンディングだ。
「ご主人様、お皿洗いありがとうございました。」
「いやー、普段何もしないから、これくらいはしないとね。君たちに申し訳ないから。」
「そうですか。ところで、お風呂を入れたんですが、入られますか?」
「いいの?俺が最初で?」
「ご主人様も、お掃除や、料理、皿洗いなどでお疲れだと思いまして。で?入られますか?」
本当にアイナは気が利くなぁ。いつも、頭が下がりっぱなしです。ありがたく頂かせていただきます。
いやー、この屋敷の風呂は本当に広い。銭湯か、と言いたくなるほどの大きさだ。あっ、余裕で泳げるよ、もちろんね。掃除するのも大変なくらいだ。と言うか掃除しようとする気すら起きないよ。アイナ、これを掃除したのか。マジリスペクトっス、アイナさん。
いやー、風呂ってほんと、イイよねー。
それにしても、このお湯どうやって入れたんだろう?この量のお湯を入れるのは大変はずなんだけど・・・細かいことは気にしないようにしよう。今はお風呂を楽しもう。
身体を、以前買った石鹸で洗った。
この石鹸いい匂いがする、良い感じだな。何の匂いだ?柑橘系なのは分かるんだけど。
身体に付いた泡をしっかりと落とし、湯船に浸かった。
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜気持ちいい。このまま、お湯に溶けて一体化してしまいそうだ。
こんな屋敷を持っていたリシアにもお礼を言わないとなぁ。俺はそこまで風呂は長いほうではないのだが、長く浸かっていたいと思うくらいこの風呂は気持ちよかった。俺の中の日本人スピリッツが、反応したのかな?
「お風呂出たよー、次の人どうぞー。」
風呂を出た俺は身体がポカポカした状態で、リビングにいたアイナたちに言う。気持ちよかったなぁ。
「はい、いただきます。行ってきますね。」
「イエーイ♪入るっスー!」
リシアのテンションの高さが異常だなぁ、まあ、あの風呂に入るんだ、テンションが上がっていてもおかしくはないな。
「あっ、マスター絶対に覗いちゃダメよ!・・・まぁ、覗きたいのなら覗いてもイイよ。」
なんか、シャティがウィンクをしながら言ってくる。そもそも覗きは犯罪だからしないけどね。
「あれ?3人で入るのか?」
「裸の付き合いっスよ、倫さん。あの大きさの風呂だったら余裕っスよ。倫さんも一緒に入るっスか?」
「入るわけないだろ、それじゃあごゆっくり〜。」
アイナたちはお風呂へ向かった。どうして3人のテンションが低くなってるんだ?
それにしてもお風呂を出た影響でいい感じに眠たくなってきたなぁ。つい寝てしまいそうになる。なんだか、プールを出たあとの気分に似てるなぁ。
ふと気づいた。
「あれ?ラータは、風呂に入らないのか?」
「冗談いうなや、旦那はん。小生は、幽霊やで。幽霊は風呂に入らなくてもいいんや!」
机にグでェと、温めすぎた餅のようにへばりついていた
「そう言えば、触ろうとしてもラータは触れられないのか?」
「当たり前やで、小生は幽霊やぞ。人とかは透けるに決まっとるやん。人肌が恋しいわぁ。」
言い方をどうにかして欲しいな。
試しに頭を撫でてみた。やってみなくちゃ分からないからな。
思ったより髪の毛はワシャワシャしてるな。・・・ワシャワシャ?俺の手に、ラータの髪の毛の感触が俺の手に伝わってきた。
「「エッ!?」」
俺とラータが同じタイミングで声を出した。何で触れられるのの?
『«影の支配者»の能力の1つ実体を掴むという能力のおかげだ。某海賊マンガでも持ってただろ?』
ヘルプ機能さんが教えてくれた。・・・なんか口調変わってない?
「どうやら俺は触れるみたいだよ。ハハッ・・・。」
「・・・・・・・・・・。」
ラータは黙って瞬きひとつせずに、コチラをじっとり見ている。さすがの俺でも、沈黙は気まずい。
俺は目をそらすことしか出来なかった。
その沈黙を破ったのは・・・シャティだった。
「マスター!何で覗きに来てくれないの!まってたんだよ!」
「誰がするかぁ!知ってるか!覗きは犯罪なんだぞ!」
シャティが身体にタオルを巻きつけて湯気を出した状態で言ってくる。見えてる肩は赤みがかっており、色っぽくなっている。
しかし、よく身体を拭いていないらしく、床に水が滴っていた。
あーあ、床がビシャビシャじゃなイカ。
「・・・リシアちゃん?よく拭いてから出てくださいって言いましたよね?」
少し怒気を含んだ声をアイナが出す。彼女も服は着ていなく体にタオルを巻いている状態だ。・・・あなたのプロポーションでその格好は、毒ですよ。
「少しお話があるからお風呂場に行きましょう。さぁ、早く。」
「あ、アイナっち。ご・・・ご、ごめんなさい。もうしないから・・・許して。」
「(ニコッ)」
いい笑顔だなぁ、少し黒っぽく見えるのは気のせいかな?アイナから、黒いオーラみたいなのが見えているのも気のせいだろう。
「い、いや笑顔じゃなくてね、ここで笑顔になられると不安になるんだけど。」
「(ニコッ)」
「マスター!助けてぇ!」
「(ニコッ)」
アイナは微笑みながらシャティを連行して行った。
俺は聞こえないふりをしていた、さすがにあの状態のアイナを止めるのは、無理だよ。
しかし、ずっとラータはポーっとしていたが、大丈夫かあれ。
「やっぱり、アイナは起こったら怖いっスねぇ。」
リシアは、いつの間にか、すぐ近くに立っており、お茶を飲んでいた。
・・・君たちは、お風呂を出た後に服を着るという習慣がないんですか?




