戦闘終了?
遅くなりました。そして、短いです
僕は『和文神』でそれを飛びながら、それをムチのように動かして、乱雑に魔物を斬っていく。
斬れ味が凄いのと、僕が出している速度のおかげで触れるだけで、魔物は吹き飛んで絶命している。
ちなみに、『和文神』の射程は10メートルくらいだ。
団長さんたちがいるとはいえアイナたちが心配だ、さっさとコイツらを仕留めて、街へ行こう。
空中を飛んでいた奴らは、«物質創成(仮)»でロングソードを作って、空中に出したバレーボールくらいの大きさの影から射出し串刺しにする。影を空中に出せたことには驚いた。射出する時の見た目は慢心王と称される金ピカの人の宝具みたいな感じだ。
あっという間にかなりの数いた魔物の大軍は
ムシュフの1人だけになった。俺の全身は返り血で真っ赤になっている。
「わ、我が軍勢を全滅させるとは・・・。」
「よし!ムシュフ。殺し合いをしようか。お前の部下達は、命を賭して僕と戦ったぞ。当然お前もするよな?」
僕は自分でも、口角がいやらしく上がるのが分かった。
なんだろう、頭の中がぼんやりしてる。
僕の顔を見てムシュフは、背中に持っていた斧を手に持った。覚悟を決めたようだ。さすが、軍勢を率いていただけはあるな。
そしてムシュフは、ひと呼吸して・・・。
自分の手に持ったそれを僕に投げつけて逃げ出した。僕は、地面から伸ばした影でそれを«影収納»に入れる。
「おい、お前!戦わないのか!」
「誰が、お前のような怪物と戦えるかぁ!」
確かに、逃げることも、時には大切だよな。
だが、僕は容赦はしない!
クマという存在で許されるのは、蜂蜜が大好きな奴か、料理上手で魔女と旅をしているやつだけだ。
僕は逃げるムシュフに向かって先程から出している空中の影から矢を試しに1本射出する。もちろんこの矢は
«物質創成(仮)»で作った矢だ。
「矢か。我にはそんなもの効か『バスゥ!』・・・な、何だと」
矢は、うまいこと足に刺さった。1本ではあまりダメージにはならないようだな。だが、刺さった。
「感謝いたします。」
俺はムシュフに礼を言う。僕はこれから彼の命を奪うのだ。礼くらいはしないとな。
多分今出せる最大の数の影、100個ほどの影を空中にだす。あくまでこれは、射出用の影の数である。
ちなみに、『和文神』は普通の外套に戻してある。
「発射ァ!」
「グ・・・ズ・・ギャァァォム!」
矢の雨は、1分ほど続いた。鼓膜が破れるくらいの断末魔をあげてムシュフは、物言わぬハリネズミになった。
これが、人といえるかは分からないが殺すという気持ちか、ラノベの登場人物たちはこんな気持ちだったのか。
はっ!少し、意識が飛んでた。
アイナたちは無事か?早く向かおう。
そういえばほかの冒険者たちはいなかったな。
まぁ、いたら巻き込んでたが。
俺は急いで、街へと戻る。まだ街からは土煙が舞っている。アイナたち!間に合ってくれよ!
っと、その前に、こいつらの死体を回収しておこう。
この数の死体を処理するのは大変だろうし、それに何かの役に立つかもしれないしね。
片っ端から魔物の死体を飛びながら«影収納»に入れていく。




