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影法師の悠々自適な異世界ライフ  作者: マッドちゃんぽん
迷宮都市ラカタ編
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答えにくい質問

次の日、ダンジョンで、4階層まで行き、ミノタウロスを狩りまくった。

運良く?3階層で、イモムシに会わなかった。

アイナの放った矢がミノタウロスの肌か硬いらしく、あまり刺さらかった。流石にちょっとヒヤッとした。

そういえば、街でも弓を持ってる人はほとんどいなかったな。まぁ、アイナは、肌に刺さらないと分かると目とか、関節とか比較的柔らかそうな場所を狙ってたが。

まぁ、それ以外は、特に面白いこともなかった。

そして、今俺たちは今日手に入れた分と、昨日俺が手に入れた分の魔石を売るためにギルドにいる。



「そういえば、マスターってかなりお金を集めてるけど、なにか欲しいものでもあるの?」

魔石を売った代金を受け取っていると、シャティが聞いてきた。今回は25万ギルだった。結構集まったがまだ足りない気がするなぁ。


うーん、欲しいものかぁ。思いつかないなぁ。

「あえて言うなら・・・・お嫁さんかな。」

冗談をいってみよう、思いつかない時は冗談を言って話を流そう。


「「「お、お嫁さん?」」」

・・・なんで、3人ともモジモジしてるのかな?

まぁ、答えが悪かったかな。

「あの・・・ご主人様。仮にですが、仮にですよ!

この中で結婚するなら誰を選びますか?あくまで仮にですからね!」

アイナがほほを染めながらそんなことを聞いてくる。

『仮に』を強調しすぎだろ。

それにしても、その質問すごい答えにくいなぁ。

答えを間違えたら、大変なことになりそうだ。

アイナは尻尾をフリフリと、リシアはアホ毛をユーラユーラさせている。


「ねぇ、マスター早くアイナっちの質問に答えてよ。」

シャティが、俺の外套を掴みながら言ってくる。

ちなみにシャティの瞳孔は開いていた。

なんか3人とも・・・怖いよ。

だ、誰か助けてくれ!選択肢とか、出ないのか!

そんな時、『見つけた!』という声が俺たちに向かって言われた。


声のした方を全員が向いた。

「昨日は、ありがとうございましたァ!貴方様のおかげで命拾いしましたァ!」

鎧をつけた若い男性がものすごい綺麗な礼をしながら言ってくる。その隣には同じように礼をしている女の人がいた。どこかで見たことがあるような・・・人の顔を覚えるのが苦手なんだよな俺。


「・・・失礼ですが、どこかでお会いしましたっけ?」

「昨日、ダンジョンで、オークの集団に襲われているところを助けてもらった者です。」

「あー、そういえばそんなことあったなぁ。」

あれか、なんかベタな感じの人達か。見たところ、障害とかは残ってなさそうだ。良かった。

「そのことで僕達の入っているクランの団長がお話があるとのことなので一緒に来ては貰えませんか?」

クランていうのは、多分同じ目的を持つ集団のことだろう。この場合だとダンジョンに潜る?というのが目的だろう。


俺はアイナたちにコッソリと聞いてみる。

報告・連絡・相談は、重要だからな。

「(との事だが、どうする?君たちが嫌なら断るが。)」

「(特に問題はないっス。)」

「(私はご主人様が、良いなら何も言うことはありません。お断りする理由もないですしね。)」

「(問題ないよー)」

「(よし、満場一致だな。)じゃあ、行きます。」


男性について行こうとしたらシャティが、

強く外套を引っ張った。首が少し締まった。

「ねぇ、マスター。さっきの質問は答えにくいと思うから、この質問に答えて。・・・ちなみに拒否権はないよ。」

「・・・分かった。何だ?」

「えーっとね・・・例えば複数の女の人から求婚されたら何人お嫁さん貰うの?」

なんだその質問。・・・お嫁さんかぁ。

「うーん・・・言ってることはクズなんだろうけど、俺を愛してくれるなら何人でもいいかなぁ。まぁ、俺を愛してくれる人がいたらの話だけどな。」

俺は、少し自嘲気味に笑う。当たり前だが、

俺はバレンタインに1つも貰ったことがないぞ!


「・・そ、そうなんだね。何人でもいいんだね。」

シャティは、納得したようだ。こんな答えでいいのかな?・・・はあ、結婚したい。

地球の中心で叫んでやろうかな。





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