フリーチェ王国編17〜アイナさん、まじマブイっす〜
俺の服は、白、黒のシャツを何枚かと軽い素材で出来たジャージのようなものを何枚か買った。
1000ギルもしなかった。オシャレに興味のない、男の服代なんてそんなもんだ。それに、俺にはこの武器?であるマントもあるしね。これ、寒さや暑さ軽減してくれるらしい。能力は他にもあるかもしれないが。
問題は、アイナさんの服だ。さて、どんなのが似合うかな。
「私のは大丈夫です。ご主人様のお金ですから、ご自由にお使いください」
アイナさんが遠慮している。知ったことか。
可愛い女の子には良い服を着させよって言うしね
「じゃあ、アイナさんに服をあげたい。使い道は自由なんだろ?」
「……はい、ありがとうございます。」
やっぱり納得はしていないようだ。
「そうだなぁ。ギルドなどのことを教えてくれた情報料として受け取ってよ。」
それならと、納得したようだ。
とりあえず、いくつか店員さんに、オススメを選んでもらった。
1つ目は、薄い水色のワンピースだった。
……避暑地にいるお嬢様みたいだ。ものすごく似合っている。髪の色が白だから余計にそう見える。
「似合ってますか?ご主人様?」
「もちろん。とても可愛いよ」
アイナさんにそう言った。嘘じゃない。本当に可愛い。
2つ目は、黒と白のボーダーのシャツと、ホットパンツだ。靴は、可愛らしい黒の女性用サンダルだ。俺の要望により、髪はポニーテールにしてもらっている。可愛すぎる。
「ご主人様、これ少し恥ずかしいのですが。」
上目遣いで、そう言ってきた。
俺の理性よ。耐えてくれ。
アイナさんの、プロポーションヤベェ。
何がかは言わないが、ラナさんに、近いものを持っていると言っておこう。
……よし。この2つだ。2つで、75000ギルする。値段よりもこの2つは彼女に似合っている。
思わず結婚してくれと、言ってしまいそうになった。理性よ、よく頑張ってるな。
結構余ったな。どうしようかこれ?
「アイナさん。欲しいものある?」
「ご主人様用の武器が欲しいです。」
あ〜。俺素手だもんな。マントが、武器として役立ってくればなぁ。例えば、動かせたり。
「ピクッ」ん?今マントが動いた?
俺の専用武器は見た目通りそのまんまだった。金色のガ○シュみたいに、魔力を流せば動くらしい。けっこう自在に動く。
便利だ。練習は必要だけど。これは、かなり強いぞ。名前とかないのかな?『模倣魔眼』で見れるかな?
あー、見えた。
『倭文神』ご丁寧に読み仮名が付いている。確か日本の神様だったけ?機織りの神様だったはず。呼びにくいな。
マントを使えることがわかったが、武器が欲しい。
街の武器屋に行って、とりあえず、少し大きいサバイバルナイフを、買った。
これで、アイナさんも安心するだろう。
武器屋は、これまたベタなムキムキのおっさんが店番をしていた。しかし、果物屋のおっさんの方がムキムキだった。何故だ。
そのまま街をアイナさんとブラブラ歩いていると、ある屋台の前で、アイナさんは、立ち止まった。ここら辺の屋台は、アクセサリーなどを中心に売っている。
「何か気にいるものがあったの?」
アイナさんは、リボンが付いたバレッタを見ていた。
「よかったらプレゼントしようか?」
「いえ、そんな、恐縮ですが、ご主人様に悪いです。」
尻尾はフリフリ揺れている。わかりやすいな。
内緒で買っておいてプレゼントしよう。
きっと似合う。
そのあと、色々便利なものを買った。
魔物に聞く麻痺薬などの旅で役立つものだ。
しかし、遅くなってしまったな。いつのまにか、夕方になってしまった。明日は何をしよう。とりあえず、城に帰ろう。




