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影法師の悠々自適な異世界ライフ  作者: マッドちゃんぽん
フリーチェ王国編
13/309

フリーチェ王国編12〜魔眼使いのメイドさん〜

やっと投稿出来ました。まだまだします。


2021/01/11 若干修正

「では、魔眼を使わせていただきます。

……消費魔力が非常に多いので、私では一度使うとしばらくの間は使用ができません。

なので……セキニンは取ってくださいね?」


やはり魔眼というだけあって、リスクがかなり大きいのか。

かなりベタではあるけれど、それだけ強力な能力の可能性が高いということか。消費魔力が大きい……なら、魔力を急速に回復する何かがあれば継続使用も可能なのだろうか?



「あの……聞いてますか?」

「あぁ……ごめんね。それじゃあ、よろしくお願いします」


「それでは、……【ガチャ】……早速やらせていだだきます」


アイナさんは流れるように、部屋の鍵を閉めた。あまりに自然すぎて、音が鳴らなければ気が付かなかっただろう。



「……申し訳ございません。

私は他の人に……魔眼を見られたくないもので……つい、鍵を閉めてしまいました。

(……邪魔防止でもあるんですけど)」


最後の方は、小さくて聞こえなかった。

それはそうか……魔眼というものは総じて秘密にしがちだもんな。それをわざわざ見せてくれるなんて、随分親切だな。



「それでは………『摂理のアイ・オブ・プロビデンス』ッ!」


アイ……なんたらと彼女が言うと、彼女の瞳の色が変化していく。それは、太陽が沈むように……爽やかな青色から燃えるような赤色へと変化した。

髪の色とよく似合ってるな……青が似合ってないとは言わないけど。なんだか、ウサギみたい…彼女は、イヌだけど。


それにしてもカッコいい名前だ。

たしか……プロビデンスって、森羅万象みたいな意味があるんだっけ?

俺も、魔眼みたいなの持ってたら良かったのにな〜



「で、できました……これがご主人様のステータスです。急いで書いたので……汚いですが」


アイナさんは1枚の紙を渡してくれた。

かなり簡略化されているが……対応するステータスとして当てはめていけばいいのか?



えっと……一応当てはめてみたけれど……ちょっと分からないな。

クラス:影法師

種族:人間(男)Lv = 1(次のレベルまで…?)

体力2900/3000

魔力2000/2000

筋力5000

敏捷2500

防御力4500

知力3000』


という結果になった。知力というステータスは……どうなんだろう。IQとかそういうのとは関係ない気がする。




「ありがとうございます」

「まだまだです……スキルなどは、一切わかりませんでした。あと……次のレベルの部分は……そのまま書いただけなので私にも分かりません」


最初から文字化けを起こしていたのなら、仕方がないな。

魔眼を使ったのはほんの一瞬だけだったが、アイナさんは肩で息をするほど疲労していた。この様子だと、継続使用は少し厳しいかもしれないな。


「……分かっただけでもありがたいです。

それで……これってどのくらいのレベルなんですか?どれくらいの強さと言いますか……」


「正直に言いますと……少し怖いくらいですね。騎士が一生を掛けて鍛錬をして……ようやく全てのステータスが500を超えるくらいだと言われています」


生涯をかけてでとなると、やはりレベル一でこの値はおかしいな。おそらく、他の奴らの方がもっと異常なのだろうけど……

もしかして、いわゆる俺TUEEEEができるのではないだろうか。


少し楽しくなりそうだ。




口角が上がるのを押え、他にもいくつかアイナさんに質問をしよう。

再びアイナさんに視線を戻すと、彼女が倒れる瞬間が目に入った。

魔眼を使った影響は、考えていたよりも彼女の身体に負担をかけていたらしい。



この時彼女を上手く受け止められたことに対して、自分でナイスキャッチだと言いたい。

……お姫様抱っこのようになってしまったが。



受け止めた彼女は目をつむっていた。

かなりギリギリだったから、痛みを受けると思ったのだろう。


「あ……ありがとうございます」

「こっちこそ無理させてごめんね」


彼女の顔は上気したように赤い。

頬が桜色に染まっていて……この人が美人なのを再認識した。


なんとも言えない空気が部屋を覆う。





「倫お兄ちゃん、何してんの〜?

……開けるよ〜?」


扉の前からあきらの声が聞こえ、二人とも現実に戻る。

……なぜか変な雰囲気になっていた。

アイナさんは自分の状況に気づき、固まってしまった。

俺の首に手を回して、顔をかなり近づけた状態で。

さすがにこの状況を見られるのは非常に……非常にまずい!



「ちょ、ちょっと待っ!」

「えっ?なんて……【ガチャッ!】

……なんで鍵かけてるの〜?まぁ、関係ないけど」


外から何かが風を切るような音が聞こえる。

……ドアは細切れとなり、地面に音を立てて落ちた。

無事この瞬間から、俺の部屋のプライバシーを守ることは不可能になりました。



「夜ご飯食べに行こ……って!

その子誰!?連れ込んだの!?」


当然アイナさんを下ろす暇など無かったので、そのままの状態をあきらに見られた。

幸いあきらは一人で部屋にやってきていたので、目撃者は彼女だけだったが……



「……とりあえず、正座お願いします」


冷たい目を向けて、アイナさんを抱きしめたあきらに理由を説明することになった。



説明中、あきらのペットらしいイヌが頭を齧ってくる。あきらは彼女で、扉を切り裂いた武器だと思わしき、鞭を構えている。

扉が無いので城の人が前を通って興味深そうに見て……幸運と不幸は釣り合うようになっているんだな。

あきらのペットの名前は・・・田吾作にしようかなと、おもってます。正確には召喚獣ですが。

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