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影法師の悠々自適な異世界ライフ  作者: マッドちゃんぽん
フリーチェ王国編
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フリーチェ王国編9

本日最後の更新です。

2日ほど休みをもらい、ストックをまた貯めます。

2018/07/15誤字脱字など直しました

女の子も見えなくなったので、街の自由探索の続きをしよう………まずは、果物屋にもう一度行って、果物を買おう。日に何度も行くのは変な目で見られるかもしれないけど………まぁ、気にしないからいっか。

お金は………まだまだ余裕があるから、少し多めに買おう。少しは残しておくくらいまでは、使おうか。




果物を食べつつ………そう言えば果物は元の世界と同じものもあれば、リンゴもどきみたいに少し違うところがある果物もあるみたい。味自体は全く同じだから、特に気にすることでもないか。


果物を食べつつ、街をブラブラとしていると結構趣のある雰囲気の本屋を見つけた。フィクションの世界で例えるなら、魔導書とか怪しい本がいっぱい売ってそう………ちなみに言っておくが、怪しい本て、そっちの意味じゃないよ?

開けたら呪いがかかりそうな本ていう意味だよ。


片手に果物が入った紙袋を持ちながら本屋に入るのはどうかと思ったが、意外と他の人も似たようなことをしていたので、少し安心した。

食べ切ってしまうには少し多い量を買ってしまったからね。




俺はまぁ……見た目に合わないと驚かれるのだが、本を読むのが大好きだ。本といっても、文学系ではなく、オカルトや都市伝説、もしくはネタ系の本が好みである………あとは、ラノベとかかな。


まぁ、さすがに異世界にはラノベは置いてなさそうだから、オカルト系の本でも買おうかな……面白い本が置いてありそうだ。



俺が入店すると、店員さんは俺を2度見してから、そのままずっと後ろに着くや、本棚の影から監視など、めちゃめちゃ警戒されている。

どうしてあんなに警戒されているんだろう………別に何もする気は無いのに………なんか違うな。

本を買いに来ただけなのに、ってほうがしっくりくるな。


気にして挙動不審になる訳にもいかないので、気にしないようにしよう。

変に気を使いすぎると何も出来なくなるからな。




そう言えば、城にもかなり大きい書庫………多分元の世界にない規模の書庫があったのだが………俺は、人の本を読むのが嫌い………というか苦手である。

あと、中古の本やゲーム機とかも苦手だ……よっぽどの場合を除いて、新品を買っていた。


多分おれは、所有欲がかなり強いのだろう………もしくはただ潔癖なだけかもしれないが。

そのため、元の世界では図書館や中古本屋には、あまり行かず、全て書店で買っていた………毎月小遣いのほとんどが本に消えてたっけ。

本を買いすぎて、部屋の床が抜けるって、言われた時は焦った………あれは怖かった。




ふと思ったのだが、ラナさんからの手紙が読めなかったのって、俺がこの世界の文字が読めないからじゃないだろうか……いや、言葉がわかるんだしそんなはずはないと思うけど。


異世界ものだと、会話が大丈夫な時は、文字も読むことができるか、読めないが話せるのどちらかだよな………なるべく前者がいいな。

この年になって新しい言語を学ぶのは辛い………まだ10代だけど。



何となく気になり、手に取った本をパラパラとめくって中を読んでみる。ラッピングしている訳でもないので、簡単に中を見ることが出来た。


(全く読めない………英語とかなら雰囲気でわかるが………全くの別言語だ。さすが異世界………としか言えないな。)



お世話になったばかりだけど、ラナさんにこの世界の文字を習いたいとお願いしてみるか………文字が読めたら働き先の選択肢も増えるだろうし………城に帰ったら早速言ってみるか。





とりあえず、何冊か雰囲気で面白そうな本を選んでみる………なんて書いてあるか分からないから、そこだけが怖いけど………これもジャケ買いの楽しさだろう。

ジャケ買いって今の人たちに通じるかな?

こんなふうに無駄遣いするから、金があまり貯まらないのだろうな……買わずに後悔するよりかはマシ………かな?




なんか、レジのようなところに行ったら店員さんの顔がひきつったんだけど………もしかして顔になにかついているのだろうか………それともチャックが開いているとか?

調べたけど、何も変化が無かった………何なんだろう。




買い物もひととおり済んで、俺はホクホク顔で城に戻った。

やっぱりショッピングは1人の方が自由で楽しむことが出来るね…………なんだろうこの悲しさは。



ふと周りを見ると、俺と同じように城へと帰っているうちの学校の制服の奴が、メイドさんと仲良く話しているのを見た………実に楽しそうである。

素直に言うと………すっごい…………すっごーい羨ましい。あいつ爆発しないだろうか。




俺は、果物が入った紙袋を強く握り締めて、大きなため息をついた。

………早く俺の担当のメイドさん来てくれ。



べ、別に変なことなんて考えてないんだからね。

街を案内して欲しいだけなんだからね…………

はぁ………どうやら、色々と疲れているみたいだ。


さっさと、自分の部屋に戻って今日買った本を読もう…………そう言えば、この世界の文字読めないのだった俺は。


…………果物でもかじりながら、適当に暇を潰すか………楽しかったはずのショッピングが……これなら騎士のダンディーなオッサンでもいいから着いてきてもらうんだった。


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