天然たるもの。
白く平らな頂は、銀世界に聳える雪山の如く
山麓に向けて下り始めれば、透き通った膜にも似たなだらかな斜面と出会い
中腹に着けば、千変万化する模様の帯に目を奪われ
更に下れば、蛇腹の如く波打つ道と出会う。
この不思議な道に視線を落とすと、薄くも硬い山肌の奥で眠る清水を眺める事ができる。
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「なんて事はないか。」
窓から差し込む日光を浴びたそれ―― ミネラルウォーターのペットボトルに手が伸びる。
十代後半であろう青年が白いフタを開けて、中にたゆたう500mlの水を喉に流し込んでいく。
「うん、ぬるい。」
テスト投稿且つ、初投稿となります。
手元にあるミネラルウォーターのペットボトルを見て「これを短く表現したらどうなるんだろう」と
思ってキーボードを叩き始めたら想像以上に短くなってしまい、はわわと言いながらも投稿しました。