6話
俺は薄暗い森の中を地図を見ながら歩いていた。
数メートル後ろに二匹のゴブリンを連れながら。
俺は後ろに振り返り一歩近づく。すると、ゴブリンは一歩後ろに下がる。近づく。下がる。近づく。下がる。近づく。下がる。近づく。下がる。近づく。下がる。近づく。さg「それはもういい!」ゴブリンはビックっと震えた。
俺はそれを見て、大きな溜息を付く。
「お前達は俺について行き来たいのか?」
二匹のゴブリンはお互いに顔を合わせて笑い、此方に走って来て抱きつかれた。
俺は少し恥ずかしいなと思ったりした。
…ポーン
特定の条件を満たしたにで職業《特級魔従士》を獲得しました。職業《銃剣士》を《特級魔従士》へと替えますか?
・・・・・NO
職業は《銃剣士》のままです。獲得した職業を神殿へ行くと替えることが出来ます。
特定の条件を満たしたのでスキル《魔物使い(特)Lv1》《スカウトLv1》を獲得しました。
ん?《スカウト》?
魔物を仲間にすることが出来るのか?それはおいおい調べていけばいいだろう。
俺は今だに抱きついているゴブリンを引き離し、名前を付けてあげた。
すると、とても喜ばれた。
俺はステータスが何か変わっているか確認する。
名前:RYU
性別:♂
職業:銃剣士Lv42
スキル:《ジャンプLv1》《ステップLv1》《体術Lv1》《射撃Lv7》《狙撃Lv7》《銃剣術Lv1》《突きLv1》《急所狙いLv6》《貫通強化Lv4》《隠密Lv5》《拡散攻撃Lv1》《受け流しLv1》《連続射撃Lv1》《見切りLv1》《索敵Lv2》《威圧Lv2》《冷静Lv6》《錬金術Lv2》《サイレント・ショットLv3》《魔物使い(特)Lv2》《スカウトLv1》《幸運》《下克上》《才能》《状態異常無効》《即死無効》《弾数2倍》
称号:〈スナイパー〉
所持金:5000コルド
従魔:ハイゴブリン×2
このゴブリン達は俺の従魔になってる。連れて行けるのは2体までのようだ。
ハイゴブリン×2の部分を触ると他のステータスが見れた。
名前:ミラ
性別:♂
種族:ハイゴブリン
職業:鬼闘士Lv65
スキル:《ジャンプLv17》《ステップLv25》《体術Lv55》《鬼闘流Lv33》《鬼人化Lv17》《受け流しLv16》《身代わりLv3》《鬼拳Lv14》《鬼人波Lv6》《登るLv34》《気配察知Lv11》《剛力Lv29》《頑丈Lv47》《物拾いLv36》《人語(下)》《兄弟愛》《慈愛》《長寿》
称号:〈RYUの従魔〉
名前:ミル
性別:♀
種族:ハイゴブリン
職業:鬼巫女Lv57
スキル:《ジャンプLv7》《ステップLv10》《体術Lv43》《下級回復魔術Lv52》《中級回復魔術Lv23》《MP回復量増加Lv19》《魔術強化Lv21》《結界Lv8》《下級支援魔術Lv34》《中級支援魔術Lv16》《人語(下)》《兄弟愛》《慈愛》《長寿》
称号:〈RYUの従魔〉
・・・・・・・・・。
俺はそのステータスの高さに絶句した。ゴブリンは雑魚と認識していたため、絶句しかなかった。
俺は暫くの間、絶句していた。
リュウをゴブリン達は不思議そうに見ていた。
俺は正常に戻ったと同時にゴブリン達を見ると思わず、敬礼をしてしまった。
その姿をゴブリン達は不思議そうに見ていた。
この事をあとあとゴブリン達に思い返されて、爆笑されたのは言わなくていい話だろう。