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悪逆無道の異世界冒険記  作者: ボルトコボルト
114/192

114 剣聖ルイ再び

俺とジャイアントハーフの聖騎士リンと、ブラックジャガー獣人のノワは、絡んで来て驚き戸惑う第二王女ラナを放置して、門に向かって歩いた。


「ノワ、ラナが言ってたミーズ村って何かあるのか?」


「うーん。特にこれといって・・・、あ!そうそう村民消失の次の標的と思われる村の1つですねー。」


「ほほう、悪魔が狙うかも知れないって事か。」


「うーん。中々良いところをついてるかもですー。森の近くだから、寄ってみますかー。」


「そうだね。」


そんな話をしながら、門の近くに来ると見た事がある女の人がいた。


「タクミ様ぁ!」


手を振っているので、俺も手を振ってみた。


「見た事はあるんだけど誰だっけ?」

と俺がリンを向くと。


「Aランク冒険者の剣聖ルイです。」


「ああ、そんな人いたなぁ。」


駆け寄ってくる剣聖ルイ。


「お久しぶりで御座います。どちらにいかれるのですか?」


こんなに積極的な子だっけ?


「お、おう、久しぶり。ちょっと近くの森に狩りに行こうかと・・・。」


「私も同行させてください。」


「ん?特に依頼とかじゃ無くて、2~3日ダラダラ狩りするだけだよ。」


「問題ありません。報酬の分け前も特に要りませんので、お願いします。」


上目遣いでうるうるした目で訴えるルイに、まあ、良いかなと思う。


リンもノワも俺より背が高いから、下からお願いされるって慣れないよね。


「ま、まあ、良いけど・・・。」


「「良いんですかぁ?」」


声を合わせて驚くリンとノワ。


「有難う御座います。何かあれば私が盾となり、タクミ様を守ります。


俺の手を取ってキラキラした目で見詰めるルイ。


「ちょっと待って、タクミ様の盾は私です。」


ルイの手を掴み、俺とルイの間に割り込むリン。


「まあまあ、リン落ち着け、俺の盾はリンだけだよ。」


「ほらねぇ。」と勝ち誇った顔をするリン。


「はぁ、・・・それではタクミ様の剣となって、敵を薙ぎ払います!」


ちょっと悄げたけど、直ぐ立ち直るルイ。


「えー、あんた弱いじゃん。」

と身も蓋もない事を言い始めるノワ。


「まあまあ、それぐらいにして先に進もう。」


俺達4人は門番に手を振り、挨拶をしてと王都を出た。


テクテク歩く俺達。


「今から森に歩いて行くと夕方になりますけど、夜も狩りをするのでしょうか?」


ルイが聞くので。


「考えて無かったな。森の近くにミーズ村があるんだろ?そこで一泊しようか。」


「良いと思います。」


ノワが先頭で、俺の右側にルイが並んで歩き、左後ろにリンが歩く。


「近くにモンスターは、いませんねー。」


ノワは特に警戒してる様子も無く、のんびりしている。


「ノワ、薬草や毒草など錬金素材があったら、採取して行こう。」


「はーい。」


ノワが時々、道端から木々の間に走って各種素材を拾いながら、ミーズ村に向かった。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

カクヨム様にて10話程度

先行掲載しております。

続きが気になる方はどうぞ。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


宣伝です。すいません。

新作投稿しました。

5/16 00:00から

第1話スタートします。

気が向いたら読んでみて下さい。


タイトルは、

『Sランクパーティーに捨てられたポーターは実は最強の空間魔法使いだった。~虐げられた世界に『ざまぁ』するんだぁ!~』


URLは、

https://ncode.syosetu.com/n8803gf/

です。


宜しくお願い致します。

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