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第16話「伝説のドラゴンスレイヤー(3)」

 先に集合場所にいたセツが、突然頭を下げてきた。

「ルーファス様申しわけありません」

「えっ、なに!?(謝られる覚えがないんだけど……むしろ僕のほうが)」

「試合の直前になって逃げたのではないかと、疑ってしまいました。嗚呼、ルーファス様の愛を疑ってしまうなんて、夫の帰りを待つ妻として失格です」

 ルーファスはなにも言えなかった。だって逃げようとしてたから。

 とにかく4人揃って予選に出場することになった。

 巨大なゲートが開かれ、円形闘技場への道が開かれる。

 ルーファスは胸に張った赤いシールを確認した。これを奪われれば負けだ。

 このシールには番号も書かれており、それと対応したサークルが闘技場内の地面に描かれている。そのサークルがスタート位置となる。

 サークルの上に立ったルーファス。

「……マズイ」

 つぶやいた。

 サークルはランダムに割り振られている。

 ルーファスの周りは敵ばっか!

「(はじめの作戦ではセツから逃げようと思ってたけど、思ってはいたけど、はじめっから独りなんて怖すぎる!!)」

 周りの参加者たちを見回して、ルーファスはある重大なことに気づいた。

「しまった……(武器忘れた)」

 ルーファス装備なし!

 鍛冶の神ゾギアを祝した大会であり、基本的には武器を持って戦うが、中には素手の者もいる。だが、あくまで素手の者は武闘家であり、素手のプロだ。もやしっこルーファスとは体格からして違う。

「お腹痛くなってきた」

 ルーファスピンチ!

 周りの参加者達の目が『お前なんでここにいるんだよ?』的な感じだ。観客もそう思っているに違いない。そして、一番思っているのは、間違いなくルーファスだろう。

「(ギブアップする前に袋だたきに遭いそう。まずはだれかと合流したほうが痛い目に遭わなくて済むかも)」

 急いでルーファスは遠くを眺めた。

 もっとも近くにいるのはハガネスだ。15メティート(20メートル)くらい離れていそうだ。背中の大剣ではなく、長剣を構えている。

 さらに遠くにビビとセツ、二人は運良く隣同士のサークルだ。大鎌と鉄扇で戦う気だ。

 試合開始1分前。

 ルーファスの足下が汗で海になりそうだ。

「(とにかく逃げ回るしかない)」

 敵の武器を奪うなんて大冒険はルーファスにできるハズがない。

 試合開始10秒前。

 5、4、3、2、1――会場に鳴り響くラッパの音色。出陣に相応しい軽快な音色だ。

 身構えるルーファス。

 逃げる予定が足がすくんで動かない。

 頭を抱えてしゃがみ込んだルーファス。

 どこかで男の悲鳴が聞こえた。

 剣と剣が交わる甲高い音。

 渦巻く熱気。

 ルーファスは動かない。

 ドサッという音がしてルーファスは足下を見た。男が伸びている。もうすでにシールはなかった。

「……あれ?」

 だれも襲ってこない。

 見事なまでにルーファスはスルーされていた。

 逃げるなら今だ!

 ルーファスが動き出そうとした瞬間、目の前に影が立ちはだかった。

「先輩も出てたんですか(弱そうなのに)」

 魔導学院の後輩ジャドだ。ジャドは暗殺一家に生まれ、体中に武器を隠し持っている暗器の使い手でもある。

「え~と、ジャドだっけ?」

「そうです、ペット捜しから暗殺まで、幅広ぐぇっ!」

 呻いジャドが気絶して倒れた。

 目を丸くしたルーファス。2撃目が来る!

 弓矢か?

 違う、飛道具だが弓矢ではない。

 ロッドだ。魔導を帯びた宝玉を付けられた杖を振ることによって、魔弾を飛ばすことができるらしい。使っている相手は魔導衣を着た若い女だ。

 魔法を唱えたりすることは禁止されているが、武器で魔力を変換して攻撃することは許可されている。魔導士タイプの出場者もいるのだ。

 瞬時ルーファスはしゃがんだ。

 頭の上を通り過ぎる魔弾は白熱の光を帯びていた。おそらく光系の魔力が攻撃に変換されている。

 3撃目はすぐに来た。

「ぎゃ!」

 かろうじてかわすルーファス。

 4、5、6と連続して来た。

「ぎゃっ、ふんっ、どぅあ!」

 またもかろうじてかわすルーファス。逃げたり避けたりは大得意だ。

 武器も持たないもやしっこに攻撃をかわされ、女魔導士は怒りを露わにした。

「弱そうだから狙ったのに! これでも喰らえ!!」

 10発以上はありそうな魔弾が一気に飛んできた。さすがにこれでは逃げ場はない。

 ルーファスの目に飛び込んできた輝く盾。

「だれの落とし物か知らないけど借ります!」

 しゃがめば体を覆い隠せる巨大な盾だ。

 魔弾がルーファスの真横の地面を抉った。土塊が飛び散る。まるで鉄球の雨だ。

「きゃあああっ!」

 甲高い叫び声。

 魔弾の雨が止んだ。

 恐る恐る盾から顔を覗かせたルーファス。女魔導士が倒れている。周りに女魔導士を倒した人物はいない。

 ルーファスは気づいた。

「そうか、この盾はミラーシールドの類だったのか!」

 盾は物理攻撃を防ぐだけではない。中には魔力を反射する物をある。雨のような魔弾は、盾に弾かれ女魔導士に返っていったのだ。

 運良く自滅してくれた女魔導士。

 何気にルーファスはシールをゲットした!

 それも4枚だ。女魔導士が持っていた2枚、彼女本人のシール1枚、そして気絶しているジャドの1枚だ。

 シールは剥がすと赤から青へと変わる。

 ちなみにシール枚数イコールポイントのため、自分自身のシールも加算される。つまりルーファスは5ポイント持っていることになる。

 突然うつ伏せになって倒れたルーファス。攻撃を受けたのではない、狙われる前に気絶したフリをしたのだ。

 薄目で当たりを確認すると、スネ毛が見えた。男が辺りを確認しながら歩いている。気絶していないことがバレたら確実にヤラれる。

 男が剣を振り上げた。

「(やられる!)」

 と、心の中で叫んだルーファス。

 しかし、男が剣を振り下ろしたのは拳に鋭い爪を装備した別の男だ。

 爪男は剣をその爪で受けている。

 ルーファスのすぐ目の前ではじまってしまった戦い。

 二人が戦ってる隙に逃げたいところだが、そのタイミングも難しい。飛道具を使ってくる者もいることから、注意するのは目の前の二人だけとは限らない。

 薄目でルーファスは巨大スクリーンを凝視した。時間がカウントされている。本戦が控えているため、予選は時間制限がある――1時間だ。

「(ムリに逃げて痛い目に遭うより、ここでじ~っとしてるほうが安全かも)」

 ルーファスは気絶したフリをし続けることに決めた。

 が!

「ふぎゃ」

 思わず呻いたルーファス。背中を思いっきり踏まれたのだ。

「てめぇ!」

 踏んだ爪男が叫んでルーファスをガン見しながら転倒する。そこへ振り下ろされる剣。

 顔面に剣をモロに喰らった爪男が倒れた。真剣勝負だったら死亡しているところだが、防御魔法で守られているため死んではいない。ただ衝撃はあるので、鼻と口から血が出ている。

 スネ毛男がニヤリとルーファスを見下ろしながら笑っている。

 苦笑いを浮かべるルーファス。

「あはは、バレちゃいました?」

「キタねぇヤロウだ、気絶したフリしてやがったな!」

「ご、ごめんなさい、えっと、あの、そうだシールを僕のシールをお渡ししますから暴力を振るわないでぇ!」

「てめぇみてえなヤロウはただじゃおかねえ!」

 剣が振り下ろされる。

「痛いのイヤだってば!」

 咄嗟にルーファスは近くにあった棒のような物を拾って振った。

 放たれた圧縮された空気の塊。

 スネ毛男がツバを飛ばしながら後方にぶっ飛んだ。

 …………。

 しばらくルーファス休止。

 そして、気づいた。

「ご、ごめんなさい痛かったですかすみません!」

 倒れているスネ毛男に駆け寄るルーファス。その手にはあの女魔導士が使っていたロッドが握られていた。

「あれ……もしかして勝っちゃった?」

 まさかのルーファス勝利!

 スネ毛男のシールを奪い、さらにスネ毛男が倒した爪男のシールももらう。これで7ポイントだ。

「やったー!」

 子供のように飛び跳ねて大喜びするルーファス。

「生きてきて良かった、僕にもこんな輝ける瞬間があるなんて、母さん生んでくれて感謝します!」

 喜ぶあまりルーファスは周りが見ていなかった。少しでも周りが見えていれば、2メティート(2.4メートル)もある大男が斧を持って突進してきたのに気づけたはずだ。

「ルーファス様危ない!」

 セツの叫びでルーファスはやっと気づいた。

 巨大な斧が横降りにされ、ルーファスの胴体を真っ二つに割ろうとしている。実際は割れないが、喰らったらゲロくらいは吐きそうだ。

 しかし、なかなか斧は近づいてこない。まるでスローモーション。いわゆる走馬燈がルーファスの頭を駆け巡っていた。

 幼稚園の運動会で1位になった徒競走。グランドに乱入してきた野犬に追っかけられての1位だった。それ以降、ルーファスは徒競走で1位になったことはない。てゆか、一度っきりの1位以外はみんなビリだった。

 ――以下略。

 なぜなら運動会などの、運動系の舞台で輝けたメモリーがほかになかったからだ。

 ルーファスはよくがんばった。幼稚園の運動会以来の快挙だ。もう思い残すことはないだろう。

 さよならルーファス。

 空の彼方へ……彼方へ?

 斧の衝撃があまりに強すぎて空に打ち上げられたのか?

 違う。セツの鉄扇が竜巻を起こしたのだ。

 ルーファスよりも低くした舞い上がらなかった大男が地面に叩きつけられた。自分の体重が凶器になったようだ。

 次はルーファスの番だ。

「ちょ、ちょちょちょっとこれマズイよ、えっと、そうだ!」

 魔法であれば回避も可能だが、魔法は禁止。だがルーファスの手にはアイテムが握られていた。

 ロッドから空気を地面に向けた放った!

 ――止まった。

 ルーファスの鼻先に地面がある。

 その1秒後、空中で制止していたルーファスが地面に落ちた。

「うげっ!」

 鼻強打。

「ルーファス様!」

 すぐにセツが駆け寄ってきてルーファスを抱きかかえた。

 鼻血をツーッと流しているルーファス。どうやら気は失っていないらしい。

「大丈夫、ちょっと鼻打っただけ……痛いけど」

「嗚呼、ルーファス様よくぞご無事で!」

 セツがルーファスに抱きつく横で、桃色のツインテールをぴょんぴょんさせている小悪魔。

「あのぉ~、アタシもいるんですけどー? まだシール取られてないんですけどー?」

 冷たい眼をしてセツが振り向いた。

「あ、ビビもまだ生き残ってたんですか?」

「生き残ったますよーだ!」

「で、シール何枚集めましたか?」

「自分のも合わせて3枚。ちょ~がんばってるでしょでしょ!」

「わたくしは今の男を合わせると――」

 セツは伸びている大男からシールを奪った。

「5枚です」

「…………」

 口を結んだビビは頬を膨らませた。

 セツはルーファスに顔を戻した。

「ルーファス様は?」

「私は7枚……運が良かったんだよ本当に」

「…………」

 セツも口を結んでしまった。『ルーファス様、ルーファス様』と慕っていても、相手がデキると思っているかどうかは別。つまりルーファスは期待されてなかったのだ。

「ルーちゃんすご~い!」

 自分のことのように無邪気にはしゃぐビビ。それを見てセツは慌てた。

「さすがルーファス様です!!」

 取って付けたようなまさにお世辞だ。

 立っている参加者の数も減ってきている。時間の刻々と過ぎている。

 3人固まっていることで、周りも様子見ですぐに仕掛けてこないようだ。

 セツは自分の持っていたシールを1枚ルーファスに渡した。熱い、視線が熱い。

「8枚あれば予選通過は確実です」

 横からビビが出てきた。

「なんで?」

「そんなこともわからないんですか?」

 冷たい、視線が冷たい。

「なんで?」

 と、ルーファスも尋ねた。

「それはですね、ルーファス様」

 視線がまた熱くなった。

 セツが続ける。

「E組の参加者は78名で、通過者は10名となっています。つまり参加人数の10分の1のポイントを持っていれば予選通過できることになります。8枚のシールを手に入れたら防御に徹するのが生き残るコツでしょう」

 慌ててルーファスはシールを返した。4枚にして。

「だったらセツが8枚持っててよ、僕が予選通過したってなんの役にも立たないから!」

「夫を立てるのが妻の務めですから」

「まだ夫じゃないから!」

「まだそうではなくても、未来の夫ですから」

「まだって深い意味で言ったんじゃないよ、夫とかならないから」

「ならダーリンがいいですか?」

「いや、そういう問題じゃないから」

 二人の間にビビが割って入る。

「もしもーし、敵が来てますけどー」

 ビビの言うとおり、甲冑のナイトがすぐそこまで来ていた。が、かなりの重鎧らしく、機動力はあまりよくないらしい。相手は不意打ちのつもりだったらっぽいが、見事に3人に気づかれている。

 ビビが大鎌で薙いだ。

 ガツン!

 大鎌はナイトに当たったがビクともしない。逆に柄を握るビビの手が痺れ、刃こぼれしそうだった。

「ウソっ、ぜんぜん聞いてない!?」

 硬いだけではない、比重もあってビクとも動かない。

 セツが大男を飛ばした竜巻を起こした。

 浮いた!

 ナイトが浮いた!

 ――拳が入るくらい。

 ドスンと地響きを立てて甲冑剣士が地面に着地。

 ビビとセツでは歯が立たない。

 ナイトが槍で突きを打つ!

 でも早くないので避けられる。セツは軽くかわした。

 鉄壁の防御を誇るナイト。だが機動力が犠牲にしているらしく、攻撃が遅い。

 ビビがのんびり提案する。

「逃げちゃおうよ、めんどくさいし」

 すぐにナイトの仮面からくぐもった声がする。

「おまえらも逃げる気か! 戦え、俺と戦え、俺は絶対に負けないぞ!」

 ほかのやつにも逃げられたのか……かわいそうに。

 ルーファスが自信なさげに手をあげた。

「あのさぉ、ちょっと試したいことがあるんだけどいいかな?」

「なにするのルーちゃん?」

「まあ見ててよ」

 ルーファスはロッドを構えて魔弾を撃った。黄色く輝く魔弾だ。バチバチと音を鳴らしている。

 魔弾が甲冑にヒットした。

「ギャアガガガガガガガガ!」

 機械的な悲鳴を上げたナイト。

 どうやらルーファスの作戦は成功したようだ。

「よかった。魔法防御で電撃も衝撃変換されるかと思ったけど、なんか平気だったみたいだね(鎧を通した間接攻撃だからかな? それとも魔法防御は物理のみ有効?)」

 ナイトは立ったまま動かない。甲冑が重いので倒れもしないが、たぶん気絶しているだろう。

 ルーファス勝利!

 しかも今度は運ではなく、作戦よる実力での勝利だ!

 まあ、ロッドを手に入れたのは運だったけど。

 さっそくビビはナイトからシールを奪おうとした。

「あうっ!」

 甲冑に触れたビビがすぐに手を離した。

 すぐにルーファスが駆け寄る。

「ダメだよ、しばらく放電させないと」

 そう言いながらルーファスは靴を脱いで手にはめた。不導体で絶縁しながら甲冑に触れるためだ。

 顔を赤らめたセツが心をときめかせる。

「惚れ直しそう(嗚呼、やっぱりルーファス様って、やるときはやってくれる!)」

 ルーファスの横でビビがはしゃいでいた。

「ルーちゃんすご~い、頭イイんだね!」

「常識の活用だからたいしたことないよ」

 謙遜するルーファスを見て、セツの心はさらにヒートアップ!

「あぁン、好き……大好き(はぁと)」

 だが、次の瞬間にはセツは溜息をもらしていた。

 悪戦苦闘するルーファスに姿。靴では甲冑に張られたシールがうまく剥がせない。そりゃそーだ。

 それでもやっとの思いでシールを剥がし、さらに甲冑を脱がせてほかのシールもないか探した。

 トランクス1枚になった男を見てビビがクスッと笑った。

「ガリガリじゃ~ん!」

 ナイトの中身は骨皮だけしかないような痩せた男だった。こんな男じゃ重鎧で動けるわけがない。

 そして隈無く探した結果、獲得したシールは2枚だった。

 ビビちゃんはちょっとご立腹。

「ええ~っ、2枚しかないのぉ~」

 3人では割れない数字だ。1枚は功労者のルーファスがもらうとして、残り1枚が問題だ。

 力強くセツが前に出た。

「これはわたくしがもらうべきでしょう。なぜなら、ビビよりもすでに多く獲得しているということは、それだけ予選通過の可能性があるということです。もっと言わせてもらえば、ビビが持っている分もわたくしに渡すべきです」

「はぁ~~~っ、なに言っちゃってんの!? ズルイズルイーっ、これからアタシが巻き返すかもしれないじゃん!」

 こんなところで仲間同士のケンカをしている場合じゃない。

 すぐにルーファスが割って入った。

「ちょっと待った、今全員が持ってる分を均等に分けようよ。まだ時間はあるんだし、全員分が集まらなかったら、そのときに調整すればいいし、ひとりが負けて奪われたときの損失も考えてさ、ね?」

「ルーファス様がそうおっしゃるなら」

 あっさりセツが承諾。

 全部で17枚。また3で割れないが、余りはルーファスが持つと言うことで話がついた。

 ルーファス→7枚→7枚

 セツ→5枚→5枚

 ビビ→3枚→5枚

 結局、今手に入れた2枚がビビの元へ。セツは配分してから、納得してないような顔をしているが、ルーファス様の決めたことだ、口に文句は出せない。

 ここまで健闘を見せる3人。とくにルーファスは大穴だろう。

 そして、4人目がいる。

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