続いて、その【カオス】の幻想をぶっち♪する
混沌・善はヒーロー属性のために説明が長くなりました。
今回は、残る【混沌】のアライメントについて、そげぶしましょう
法
③ ② ①
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悪⑥-⑤-④-善
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⑨ ⑧ ⑦
混沌
法治国家である日本で育つと、混沌=悪のイメージがつきやすいのではないでしょうか。
ですが、女神転生Ⅱでは、大日如来は混沌に属していました。
混沌=悪ではありません。
⑧中立と混沌
法という概念は無く、善悪にとらわれることが無い。
これって、かなり恐ろしいことです。
具体的な例は以下の通り。
気まぐれな妖精。
人を翻弄するトリックスター。
女神転生では、交渉の途中でいきなり襲い掛かってくることがあります。
ジャックフロストなんかは、脈絡も無く「ヒーホー」と突然叫ぶ出すので驚いたものです。
一定の行動原理が無く、人間には理解不能な状態。
酔っ払いとかもこれに含まれますね。
薬物で正気をあやふやにすることで、【神が下りる】と判断する。
ブゥドゥーなどでは、麻薬の服用が儀式の過程に含まれています。
それは、このアライメントの神が訪れているのかもしれません。
⑨混沌と悪
法の概念が無く、悪の限りを尽くす。
対極の存在が、唯一神です。
悪の枢軸。
大魔王。
命とか、世界法則さえも忌み嫌うこともあります。
すべてを破壊しつくす破壊神シヴァが代表例でしょうか。
掛け値なしの悪役ですね。
これは、あくまで人間視点の話ですが。
そもそも、善意によって動いているか悪意によって動いているか。
つまり、行動するものの主観が善悪には反映されます。
法と善の名において、いくつもの悲劇が起きていることは、歴史のページをめくれば明らかです。
これが混沌のアライメントになります。
実際に恐ろしい側面もあります。
混沌もまた人の一つの側面であり、法とはコインの裏と表なのですね。