小学生の頃に虐められた時の話
いつもありがとうございます。
コロンが小学生の頃、イジメにあった時の話になります。
苦手な方はお避けください。
「何この人」
そう思われるだろうといつも思っています。
だって、初めて登場したところで何故かコロンの事が知れ渡っていたり、すでに悪役になっていたりすることがよくあったから。
それを知った時は当然悲しいです。
何もしてないんだもん。なのに色々言われてて。しかも面識のない人たちに。
でも。
「まあ、、、そうなんだろう」とも思っています。
。。。
小学生の頃、酷いイジメにあっていた時期がありました。
昨日まで仲良くしてくれた子たちが、ある日突然手のひらを返したように無視してきて。
話しかけても無視されて。
でもその中の一人とはいつも一緒に帰っていたのです。その子は学校の中ではみんなと一緒に無視するのに、帰り道では普通にしていて。
コロンは聞きました。
「何でみんなで無視するの?」と。
すると「わかんない。私はコロンちゃんの事好きだよ?でも無視しないと私が仲間はずれにされちゃうから」
「そんな人たち無視して仲良くしてよ」
「無理だよ。怖いもん」
と、そんな話をしてちょっと喧嘩になった。
そして、やっぱり次の日も学校では誰も話してくれなかった。
学校に行きたくなかったけれど、頑張って行く。
でも、少しでも早くその場から去りたくて。毎日、授業が終わるとすぐに教室から飛び出して帰っていました。
寂しい学校生活。心の支えになったのは「みみちゃん」と「ぴぴちゃん」でした。
右手の頭文字の「みみちゃん」と、左手の頭文字の「ぴぴちゃん」(ひひちゃんは可愛くないから)
ピースサインを逆さまにして、中指と人差し指でトコトコすれば一緒に歩いてくれるお友達でした。
寂しい気持ちは想像力で乗り越えました。
母親にも聞いてもらいました。母親は怒って学校に乗り込む体でしたが「さらにいじめられるかもしれない」と思ったコロンは、少し待ってもらうようにお願いしました。
母親が気持ちに寄り添ってくれたのも、とても嬉しかったです。
でもある日。
そんなコロンの気持ちが一気に壊れる事が起きました。
。。。
その日は朝から強い雨が降っていて、コロンも長靴を履いて、傘を持って家を出ました。
周りを見れば、他の子たちも長靴で登校してます。
その日一日の授業が終わり、いつも通り一番先に教室を飛び出して下駄箱の前に立つと、コロンの靴が入ったところに白のチョークで色々なイジメ的な言葉がたくさん書いてありました。
それを見た時。
心が凪いたのと同時に、何かがコロンの中で「すん」っと切れました。
(注)キレたら振り切るタイプです。
外を見れば朝からの雨はやんでいて、地面に大きな水溜まりが残っている。
幸い周りに人はいない。
下駄箱に落書き。そんな意地悪をしそうな子たちの靴を一つ一つ取り出して、泥水をなみなみ入れてそっと下駄箱に戻しました。
靴に泥水を入れている時は本当に悔しくて、今まで我慢してた思いとか色々混ざってごちゃごちゃしていました。
でも、全部の靴を下駄箱に戻した時、なんだかさっぱりした気持ちになったのを覚えています。
ほんと「へっ!ざまぁ!」って思って、見つかる前にとっとと走り出し「あいつらどうやって帰るのかな?」と、嬉しい気持ちでした。
でも、その日以降、嫌がらせはなくなったんです。
無視される事も終わっていました。(たぶん犯人がバレた)
。。。
決して武勇伝とか思っていないですよ。
言ったら人格疑われるかなって思っていますし、そういう人って見られるのかな?って気持ちはあります。
仕返ししたからスッキリしたでしょう?ってことはなく。
やっぱり傷ついてはいます。
でも、根に持つタイプではないんです。
あっさりしてます。忘れます。
いつか会った時「小学生の頃、長靴に泥水入ってた事ある?」ってニヤニヤしながら聞いてやる…
…なんて全然思ってないです。
。。。
夏休み明け、9月は子どもの自殺が増えるそうです。
実際、ニュースになりますよね。
優しい子は、逃げるも反撃も相談も出来ずにいるのだろうと思います。
悲しい結末を選ばないで欲しいと願っています。