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22.学園襲撃!


 エンジュから逃げ出した竜胆は、快速に走れる自分に改めて酔いしれた。歩くことすらままならなかった昨日までが嘘みたいだ。スタミナも全然切れないのでずっと走り続けられそうだし、景色が背後へと流れる速さも半端ない。おそらくだが、人間の限界を超えた速度が出ているのではなかろうか。ただ、後ろから迫ってくる妹には、もうすぐ追いつかれてしまいそうだ。

(そりゃそーか……あいつ、昨夜は時速60キロぐらいは出てたからなぁ……)

 いや、そんな筈はない。昨夜はパニクっていたし、夜でもあったので正確に速度を把握できたとは思えない。第一、人間の足の速さは……え~、トップアスリートは100メートルを10秒で走るっていうから分速で600メートル。つまりで時速で36キロ……うん、ありえんな。ありえない。

 今の竜胆は人間ではないので人間の限界にとらわれる必要はないが、人間のエンジュが十分に匹敵している以上、思った以上には速くはないかも知れない。

 ――実際にはこの時、互いに時速60キロメートルで廊下を爆走していたのだが、2人とも主観的に気づけなかった――。

「待てェェェ~~!兄ちゃァァァ~~~~~~んッッッッ!」

 後ろを確認する余裕なんて当然ないが、声が近づいてきているのが分かる。くそ!思えば身体能力でエンジュに勝てると少しでも思ったのが間違いだった。かつて妹から逃げた時も、距離を稼ぐのはほどほどに手ごろな場所に隠れてやり過ごしていたのだ。自分の新たな脚力を過信したらこれだ。おかげで、隠れる余裕なんてものは微塵もなくなった。と、思っていたら、

(――おお!)

 目前に庭への窓が開いているのが目に入った!これだ!

 咄嗟に竜胆は窓枠に飛び乗り、宙に身を躍らせた。

 ここは2階。地上までおよそ4メートルといったところか。最悪で人間は1メートル程度の高さから落ちても死ぬ。しかし、彼にとってはダメージにはならないはずだ。

 胃が縮まる恐怖の浮遊感。地面が急速に近づいて目を閉じたくなったが、歯を食いしばって目を見開き続けた。今後の為にもしっかり見ておかねば――そして、着地!

「ッ!」

 着地の瞬間、衝撃を感じた。だが、同時にインパクトダメージは泡のように溶け去っていた。靴底に感じた力が肉体にまで伝わらない感じだ。自分の体重が限りなくゼロに近づけば、こんな風になるのだろうか?まるで衝突エネルギーが別次元に流れ出てしまったかのようだ。

 だが、パンチや蹴りを受けたり、椅子をけられたりするよりも明確に実感できた。これが、これこそが物理攻撃無効化(ディメンション・ディスターバー)エフェクト。悪魔の持つ、既存の法則すら捻じ曲げる非現実的なまでに強力な異次元防御の威力だと。 

 この感覚に慣れるのは危険だ、と本能が告げている。自分が無敵と勘違いしそうな、不思議な全能感。だが、悪魔や天使には通用しないらしい。普通に生きていればまず出くわさない相手だろうが、今後竜胆はそういった手合いを相手にせねばならないかもしれないのだ……。

 なんにせよ、これで幾分かは時間を稼げたはずだ。

 と振り返ると、エンジュはノーシンクで飛んできた。危なげなく着地し、速度を落とさず追いかけてくる。くそッ!何も考えていない奴は決断が速い!

 



 学園の高い塀は、魔の力を感知する魔力感知線が張り巡らされているが、校門には門扉のレール下に一本、そして門から大きく膨らんだ形でもう一本が引かれている。一応、感知線は空中へも3次元的に伸びていて、魔力物体に対する壁のような役割も担っているが、出力は低いので気休めほどの効果しかない。主眼は感知なのだ。

 だから、なにやら遠くから地面に張り付いて近づいてくる謎の生き物の接近に、蘆立水蓮(アダチ スイレン)は十分に余裕をもって気付くことが出来た。金銀蓮花に報告するだけの余裕が十分に取れたのだ。

 余裕は十分すぎるほどだった。その水たまりにしか見えない正体不明の魔力物体は、じわじわじわじわと、それこそ虫が這うような速度で近づいてくるのだ。

 ……じわじわじわじわ

 面積は、横幅1メートル、長さ3メートル程だろうか。厚みは1センチばかり。不確定名をつけるとすれば、『茶褐色の粘液体』か。

 ……じわじわじわじわじわじわじわ

 それはただまっすぐに校門に近づいて来る。ゆっくりと、ゆっくりと。

 ……じわじわじわじわじわじわじわじわじわじわじわじわじわ

 ――そして、門扉レールまで辿り着いたところで、待ち構えていた水蓮の銃剣に真上からブッ刺された。

[ぎゃわ~ッ!]

 粘液物質から、ぽこん、と両目玉が飛び出し、遅れて[ずももも~!]と膨らんでくる姿は、ナメクジの形状そのものだった。ただし、かなりデカい。

[く、くッ!くッ!くッ!……よくぞ気付いたな……]

 体高3メートルほどにも膨らんだ巨大ナメクジは威圧的に見下ろした。その姿は、まさに貴族級悪魔にしてシグルーンをあと一歩まで追い詰めた、魔界男爵メネゲルに他ならない。

 ――それへ、水蓮は銃剣を構えると、無言でズブズブと突きまくった。

[ヒッ!いたッ!やめてッ!]

 身をくねらせて悲鳴を上げるナメクジ。[ちょっと!物理無効なはずだろぉぉぉぉぉぉッ?なんでッ!?あ、ちょっと!痛ッ!痛あッ!]

 距離を離し、メネゲルは、はー!はー!と荒い息で睨んで来た。

[……お前、只者じゃないな]

「……」

 水蓮は答えず、油断なく銃剣を構える。

 このナメクジの情報は、既に金銀蓮花との情報共有で知らされている。上位悪魔と考えたなら思ったよりも対抗できていると思えたが、きちんと見ると痛がっているほどにはダメージになってはいないようだ。肉体を穿つ手ごたえも薄いうえに、強い再生力を感じる。今しがたのダメージだって、既に残ってはいないだろう。

(もっと強い武器じゃないと……)

 銃剣には、魔力付与の術式が刻まれている。悪魔の持つ能力をオカルト的に解析した技術の結晶だ。まだ弱い威力のものしか再現できていないが、物理無効化能力を貫くのに極めて有用だった。問題は、振るえば使用者のMPが消費される点だ。通常の人間では当然スペシャルパワーを発動できないが、水蓮にとってもMPは無尽蔵ではない。こんな耐久に秀でた相手では、いずれ息切れを起こして膝を屈する羽目になるだろう。威力も所詮40センチの刃だ。再生力過多のこの敵には、明らかに力不足だった。

 だが、攻めあぐねたナメクジは戦略を変えてきた。

[プニカくん!]粘体悪魔は不意にのけ反って空に呼ばわったのだ。[手筈通りだ。先に行け~!]

(ぷにか?)

 聞いていた、メネゲルには強力な従者が存在することを……にしては、やたらかわいい名前だが。

 直後、校門外魔力感知線に衝撃が走って何かが引っ掛かった。そして頭上数メートルの高さに巨大な何かが出現する!

「!」

 それは最初、大きなシーリングファンに思えた。西欧のレストランなどの天井でゆったりと回って空気をかき混ぜているあれだ。だが、その上に巨大な丸い何かが乗っていて、回転しながら水蓮の頭上へと差し掛かったのだった。

(蛸ッ?)

 確かにタコだ!回っているファンは触手で、乗っかっているのは頭部だ。特徴的に突き出た突起があり、水平に回転する8本の触手の中心には、牙の生えた口がある!

 上から襲う気か!と水蓮は真下になる位置から素早く移動つつ空へ銃を構える。が、蛸は四角い瞳孔でギョニョリと一瞥しただけで滞空したまま校内へ飛び込み、再び姿を透明に変えた。

《えッ?》と目で追っていた水蓮はしばし戸惑う。空間に……溶けた?

[隙あり!]とメネゲルが突っ込んできたが、水蓮は空を見上げたまま銃剣を逆手に構えると、背後のナメクジに思いっきり牛蒡剣をブッ刺した。

[あぎゃ~ッ!]

 ぴょんぴょんとナメクジは校門の外へと逃げていく。

 それへ一顧しつつ、水蓮は金銀蓮花へ連絡した。もちろん、両手の銃剣は手放してなどいない。声は巨体スーツの胸の中――暗いコクピット内部で小柄な人物がスマホを頬に当てていた。

「……水蓮です。現在、校門でメネゲル男爵と思しきナメクジ型悪魔と交戦中。申し訳ありませんが、別の悪魔を一体通してしまいました。差し渡し体長15メートルで巨大な蛸のような体。飛行能力あり。透明になれる隠密能力も所持。メネゲルの指令に従っておりました。名称はプニカと呼称。……プ・ニ・カです」

《きちんと聞こえてるわ》金銀蓮花の声が返ってきた。《そのほかの特徴は》

「申し訳ありません。それ以上は不明です」

《了解。メネゲルは抑えられそう?》

「現状は何とか可能です。撃滅は困難ですが」

《それで充分、むしろ追い詰め過ぎないように注意して》金銀蓮花の声は懸念していた。《メネゲルはおそらくまだ本気を出していないわ。……その蛸はあなたに攻撃を仕掛けた?》

「いえ、頭上を通り過ぎて行きました」

《なるほど……じゃあ先に萌黄を追い詰めるつもりね》スマホの向こうで頷く金銀蓮花の姿が見えた気がした。《姿を消しながら探索し、萌黄を見つけ次第メネゲルが本性を現して全力で攻撃……といった所か》

「どういたしましょうかリーダー様」

《あなたはメネゲルをできるだけ抑えておいて。校内に入って来られれば、魔力の補充のために生徒をつまみ食いするかもしれない。侵入した悪魔は――そのプニカってタコだけど――そいつは私が対処するわ》

「お願いします」

 電話中でよそ見をしている風にみえる水蓮の巨体スーツの横を、

[……]

 ナメクジ悪魔がそーッと門を通ろうとし、目もむけずに突き出された銃剣が刺さって悲鳴を上げて飛びのいた。

 だが、抜いた後に傷は残ってはいない。強力な再生力だった。ダメージを与えるたびに回復している。  

 とはいえ、痛いのは嫌みたいだ。

[おにょれ~]

 メネゲルはめらめらと怒りがこみ上げているようだが、水蓮が一歩近づくと一歩分下がり、もう一歩近づくと更に下がった。水蓮が走って追いかけるとナメクジは方向を変えて身をくねらせてのたくたと逃げるが、足が遅かったので難なく追い付いて尻をブッ刺すと、「あびゃ~ッ!」と悲鳴を上げられた。う~む、弱い。弱いし遅い。いくら弱体化しているとはいえ、これで貴族級なのか?

 と思っていたら、メネゲルからめらめらと殺意を感じて、水蓮は素早く警戒しながら後ろに下がった。本気にでもさせてしまったのだろうか?

[くく、我の怖さを教えてやらねばならんようだ……]正面を向いたナメクジが、威嚇的にぽっかりと口を開く。

「くら~~~え~~~~ぃ!」

 その口から、ベチョチョッと粘液が放出され、

《わッ!》

危険を感じて水蓮は慌てて飛びのいた。粘液がぶちまけられた地面が、熱い煙を上げて溶け始めている。どうやら溶解液のようだ!

 水蓮は、銃剣を構えたままじりじりと後退し始めた。遮蔽物があった方が望ましい。

 それを見たメネゲルは、[わはは~]と勝ち誇る笑いを上げて居丈高に突っ込んでくる。

 それへ向けて、水蓮は銃のコッキングレバーを引くとナメクジを狙って引き金を引いた。

 パンッ!と音がして銃弾がナメクジの目の目の生え際の間の額?に命中した。[痛ァ~ッ!]

 パンッ!パンッ!パンッ!

[痛ッ!痛ッ!痛い!なんでこんな……]と喚きながら、遂には悪魔は、

[覚えテロ~ッ!]

 と走り去る――が、遠くのトーチカの陰に隠れて目だけを突き出した――ところを水蓮は直射した。[おヴぁッ!]悲鳴を上げて目が引っ込む。

 と思ったら、トーチカの陰から恨み節が聞こえてきた。

[人間めぇ~……あの大悪魔をかばい立てするとは~]

《知らないな》情報の引き出しも兼ねて、水蓮は電子音声でしらばっくれて見せた。《どんな奴にせよ、私が悪魔とよしみを通じるものか》

[ふ、我を馬鹿にするなよ]

 にやにやと笑み(たぶん)を浮かべてメネゲルが横向きに顔を出した。[近隣であんな魔力を発揮する悪魔など、シグルーンをおいて他にはいるまい……]

 そんなナメクジの目と目の間の生え際の額?に容赦なく銃弾が命中した。

[いッだぁぁぁ!また同じところを……!]

(くッ!)

 一瞬、水蓮はフラッとした。なぜかは分かり切っている。物理攻撃無効化をぶち抜く残弾だ。銃剣同様使用者のMPを消費してしまうのだ。これ以上いい気になって撃てば、気絶する可能性があった。

(ジリ貧ね……)

 彼女は防衛に専念するふりをして門に戻った。メネゲルは引っ込んだままで近づいてこない。撃たれるのを警戒しているかのようだ。遮二無二突っ込んでこられたらまずかった。

 現段階において一番望むべくは、金銀蓮花が悪魔蛸を始末し、返す刀でメネゲルを始末しに来てくれることだろう。だが、従者が滅せられたことに感づけば、大悪魔が本気とやらを出しかねない。そうなればコロッセオから部隊を派遣してもらいたいところだが、本当にメネゲルが強いのであれば、隊士の人的被害も馬鹿にならないだろう。もっとも、それを判断するのは自分ではないが……。

 ――だが、事態は既に動き始めていたのだった。

 低く唸り出したサイレンが、やにわに甲高く校内全域に鳴り響く。いや、これは市内全域だ。

 悪魔警戒警報か――と思いきやパターンが変わった。一気に悪魔襲来警報に成り代わったのだ。どうやらリーダーは、軍を巻き込むことに決めたらしい。

 となると、この門から軍隊がなだれ込んでくる。

 彼らは、遠くでびくびくと校門を覗き込んでいる巨大ナメクジを見逃すような間抜けではない。また、あからさまに異形な魔物を背後から肩を叩いて誰何するはずもないから、すぐさま激しい戦闘が起こる可能性もある。

 そうなれば、水蓮も逃げるわけにはいかない。

「どうせ一度は失った命……」ぼそぼそと暗闇の中で少女はつぶやいた。

 銃剣の汚れを巨大な手が拭い取り、得物を鋭く構え直す。「リーダー様の為ならば、惜しくはない……」

 と決意を込めて顔を上げると、メネゲルが再び平面水たまり状に化けながら、遠くへとじわじわじわじわ逃げていくところだった。逃げる判断の早いナメクジだった。

 水蓮は、悪魔が完全に探知線外まで離れたことを確認すると、ちらりと背後の校内を見やった。

 前門の虎を排して気になるのは、あの蛸の悪魔だ。

 従者である以上、メネゲルよりも弱いはずだが、悪魔はレベルが低ければ低いほど、魔力希薄な地上環境に適応しやすく、能力を発揮できる。今のナメクジよりよほど手ごわいかも知れない。

(まず、あのタコは悪魔猫を探すだろうとリーダー様はおっしゃったけど……)

 ならばどこを探しはじめるだろう。そういえば、と水蓮は思い出した。蛸悪魔が消える寸前、体育館の方向へ軌道修正していたような気がするが……。




「電話を替わった。犬柘植司令である。今のサイレンは何事か」

《学内に悪魔が侵入しました》重大な事態にかかわらず、金銀蓮花の言葉はいつも通り冷静でそっけない。《被害はまだ出てはいませんが、全生徒及び教師の避難協力を要請します》

「本当か?こちらには何の異常の報告も受けていない。地下センサーの反応も聞いてはおらんぞ」

《現れたものは仕方がありません》そう答えた金銀蓮花から、すばやく悪魔の情報が伝えられた。と言っても、まだまだ実体は不明瞭のようだが。

「何が目的だ?なぜ学園などに侵入する?」

《コロッセオと襲撃先を間違えたかもしれませんね》軍の責任を代わりに負ったのだと言わんばかりの言い草だった。《協力関係にある悪魔が地下から出て来るのに、邪魔な妨害施設を先に破壊してしまおうとする魂胆以外、思い浮かびません》

「ふぬぅ……」

 他に学園を襲う理由は犬柘植には思い浮かばず、言われてみれば確かにそのように思えてきた。ならば一刻の猶予もない。分断している今が悪魔撃破のチャンスだ。まとまり切らない敵を各個撃破は基本中の基本だろう。

「分かった。こちらから戦闘部隊を派遣する」

《避難誘導を最優先で。蛇の目(ジャノメ)中町(なかまち)体育館へ駆け足避難を行います》

「悪魔は透明になれるんだろう?もし目標が軍ではなく若者だった場合、スニーキングされても気づけんぞ」

《大まかに悪魔の感知はできます。学園を出ていけばすぐに気づけます》金銀蓮花にとって、魔力感知線の存在は軍には秘密だった。有用だが、維持には魔力を消費する。とても軍の管轄エリアまで広げられない。

 部隊規模を伝え、情報伝達手段を確認しあって電話を切る寸前、犬柘植は皮肉の一つも言いたくなった。

「君も天使なんだろう?戦ってみようとは思わんのかね?」

《私は心霊型天使なので》挑発には乗ってこなかった。《情報収集はともかく、戦うのは不得手ですから》

「ふん……では軍の力を見せてやろう」

 そう告げた彼は、おねがいします、と返した言葉のさ中に電話を切った。

 控えていた牡丹秘書官がさっとPCタブレット画面を見せてくる。

「待機組から兵員をピックアップしておきました。装備も準備させております」

「よくやった」犬柘植は満足げに頷くと、備え付けのマイク型送信機に手を伸ばした。「そうだ、ネルケ少佐はまだいるか?」

「はい。貴賓室で管を巻いているようです。協力を要請しますか?」

「もちろんだ!この時のための天使だろう?せいぜい人類のために働いてもらわねばな……」


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