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異世界放浪記
初ドワーフが素材屋とは…
やはり異世界は面白い!!
「これは失礼をお許しください。
村を出てからあまり経っていないのでね、世間にうといんですよ。今日は色んな素材を持ってきたから宜しくお願いしたい」
テーブルに今みで集めた素材を出していくと店主が目を見開いている。何かまずかったか??
「失礼ながら、お客様ドコからそんなに素材を?
幻の空間魔法をお使いですか?それとも魔法の袋をお待ちで?どちらもかなり珍しいのであまり人目に付かないようにした方が宜しいですよ。誰にでも秘密はありますからね。それにこちらとしては有難いので助かります。」
本当にドワーフかと思うほど丁寧な人だ
しかし空間魔法は幻なんだな、まぁたしかに使い方を間違えると密輸や暗殺など物騒な魔法だし。
「まぁそんなところかな?口外しないでくれると助かる。それで、このくらいなんだが大丈夫だろうか?」
「少しお時間を……
これだけあれば素材待ちの方が沢山居るので嬉しい悲鳴ですね。さっそくお知らせしないと!」