異世界放浪記
「くっ!こんな所でアーマーベアに会うなんて、、逆に運が良いのかしら?それに魔力を使いすぎてけっこーピンチよね」
それは普通のクマをふた回りほど大きくし、身体が鱗に包まれた魔獣であった
対する女性は激しい戦闘のせいか、所々汚れており肩で息をしている。そして武器だろうショートソードを構えながら油断する事なく魔獣を見つめていた
「まぁ、倒せなくても逃げさせてもらうわよ?ここで死んだらお腹いっぱい食べる夢が叶わないからね」
そんな両者を木陰から見ている者がいる
そしてその者は何やら考えているようだ
これって冒険者と、魔獣の戦闘だよな?
こういうのって助太刀した方が良いんだろうか?
でも獲物を横取りしたって思われるかな?まぁホントにヤバイ時は出るとして、今はこの世界の冒険者の強さや魔獣の強さを知る良い機会!
レッツ観察!!
「グオオオオ!!」
!?
「当たるワケにはいかない!そして喰らいなさい!
火よ 目の前の敵を燃やせ ファイヤーランス!」
すると出てきた炎の槍
その大きさはあまりない これが普通なのか??
すると俺の方が強いのか、なるほど
となるとクマは、、
「グギャァァァア!!」
クマは炎にその身を焦がし暴れていた
魔獣系は火に弱いのだろうか?
必死に振り払い冒険者を睨みつけている