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異世界放浪記
俺の名前はカンニバル
それ以上でもそれ以下でもない
俺の境遇や過去の事などどうでも良い
なぜなら今騒いでも過去は変えられないからだ。
王族?貴族?平民?孤児?犯罪者?
過去がどうあれ俺は生きている。このアホみたいな強さをもった師匠のおかげで。
師匠がいなければ俺はのたれ死んでいたか、犯罪を犯したかもしれない。
だが師匠はそんな俺を拾い、鍛えてくれた。
まだまだ足元にも及ばないが必ず追いついてみせる。
正直、師匠が負ける所が想像つかない、この前なんて天災クラスのモンスターがビビっていたからな。
アレは夢かと思ったね。でも現実なんだ。
勇者?魔王?そんな奴らでも勝てないだろう。
まぁ勇者や魔王の強さなんて知らんけど、、、
つまりそれくらいアホみたいな強さって奴だ。
普段はふざけているのか、真面目なのか分かりにくいが芯は通っている、、、と思いたい。
口では絶対言わないけどな!!
なんか酷い事言われた気がする。
カンニバルめ、、、気付かれないように修行のレベル上げるか。
これもお前の為、、許せカンニバル 笑