異世界放浪記
俺がハーフエルフだと知ったカンバニルはというと、意外だったのか凄く驚いた顔をしている
面白い顔してるなぁ…
「なんだと、、アンタもハーフなのか。
いや失礼した。実は俺もハーフなんだ、しかも人々に忌み嫌われている魔族とのな。村に俺の居場所は無いんだ。
だから旅をしている。俺が何をした?ハーフとして生まれただけで石を投げられ暴力を振るわれる!だから強くなって見返すんだ!頼む!アンタの仲間にしてくれないか?」
いきなり何なんですかねこの人は…
それに見返すって復讐でもする気なのかな?
別に止めないけどそれよりも……
「なるほど。事情は分かったし協力してあげるのは良いよ?でも強くなってどうするのかな?村の連中に復讐するのかい?そしてコレが1番大事なんだが、、お腹空いてないかい?積もる話はご飯でも食べながらしよう」
さて今日は何にしようかなー?
エルフっぽく森の食材を食べる?うーん…
やっぱ肉だよね!さっき仕留めた鹿肉でも焼くか
「復讐だと?そんな事はしない!そんな事したら暴力を振るった奴らと同じになってしまう!俺は強くなって同じ境遇のやつを助けたいんだ!そして俺も腹が減ってます。
どうかお恵みを!」
そうだよね
腹が減っては何とやらってね!