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異世界放浪記
うむむ??
いきなりの歓迎ですな?
いくら何でも警戒しすぎなんじゃ、、、
「怪しい者じゃないです!賊の事で何か力になれればと思ってきました。それと人族では無く一応エルフです。
実は今夜泊まる所を探していて、お手伝いするので
泊めて頂けませんか?」
「そう言って皆が寝静まったころに行動する気だな⁉︎
その手には乗らんぞ!!
この場で切り捨ててやる!」
ウォーっと勝手に張り切って剣を振りかざそうと
した瞬間、男の身体が止まる。
そして震え出した
なんだ?
一人で盛り上がって一人で震えてる?
何があったのだろうか?
声をかけようとした瞬間に俺も理解した。
部屋の中に誰が居る?