「ふがっ」
「ふがっ」
いった〜、なに?
足音のする方見た瞬間何かが飛び出してきて、顔面にクリンヒットした。
そのぶつかってきたのをみるとガウルと表示されていた。
「え、でもこの子黄色…」
さっき見たガウルたちと大きは同じだけどあっちは全員黒、親も黒。でもガウルが一色とは限らないし…
「ちょっと考えてるところ悪いが、周り見ろ」
「えっあ!」
「グゥルルル」
周りを見ると5匹のローウルフに囲まれていた。
さっきの足音こいつらか。私よりも少し大きいし5匹とかやばい…
考えてると一匹が突っ込んできた。
「えっちょ、まっ」
「こっちくんなーポン」
なんか上に乗ってるコウからポンという音が聞こえた。
そしてどっから出たかわからないがちっちゃな火の玉がローウルフにめがけて飛んでって、顔に見事に当たった。
今のうちだ。
「ちゃんと捕まってよコウ」
私は目の前のガウルを加えて全力で走り出した。
もちろん後ろからローウルフたちが追って来る。
どしよどしよ、ジグザグに逃げる?でも相手は複数だし追いつかれちゃう。
「いっ」
必死に逃げること数分もうすぐ後ろから追いかけられてる。
そしてついにちょっとお尻を引っ掻かれました。ちょっとでもガチで痛いからな。
「はぁはぁ。あ、かわ!」
まだ滝は上流みたいだけどうまいこと川に向かってこれてよかった。
この子くわえてるからしゃべりづら、もう体力ないし逃げ切るには、飛ぶっきゃないよねこれ、まあギリいけるかな。
「いくほー」
「え、本気かよ」
せーのっ
精一杯地面を蹴って飛んだが、まあうまいことアニメみたいにとどくわけなくて…
とどかねー、おちるー
チャプン
「へ?」
《〈水魔法〉を取得しました》
私はただいま水の上に立っております。あれだス○クンだ、しかもクッションみたいに水が曲がったから着地が楽だった。
「水に浮いてるんか…」
コウも驚いていた。
ローウルフたちはもうここまで追ってこないみたい。向こうでウーウー鳴いてる。
もう向こう岸に渡っちゃお。
私はス○クン気分を味わって川を歩いて渡った。
この辺でいいかな。
ちょうどよさげな茂みでくわえてたガウルを置いた。もうかなり衰退していた。
「どうしよこの子、慌ててくわえてきちゃったけど」
「なんか食うのには引けるんだよな、なんか可愛くて」
「コウもそう思う?もしここから元気になって仲間になりたそうなら仲間にしよう」
「だな、まずどうすっか?」
「治癒魔法とか使えたらね、この子傷だらけ」
うーんとこうも悩んでいた。
看病するったってねー、トカゲと狼のできることにも限りがあるし…
《〈高速自己再生〉を取得しました》
治癒力が上がったってこと?まって私お座りしてるけど、さっき引っ掻かれたところ痛くない⁉︎
「コウ私のお尻どうなってる?」
「何もないぞ、でもさっき引っ掻かれてなかったか?」
「今、高速自己再生取得したんだけど、自己再生あるなら治癒魔法とかもあるよね」
「ああ確かに」
「ここは2人で全力で治れお念じたり言ってみたりするのはどう?」
「できるかもしれないな、いっぺんやってみっか」
2人で手、片足を上げてガウルの上で止めた
「「治れー」」
治れ治れ治れ治れ治れ。
念じていると、ガウルの傷がうっすら光って治り出した。
「これはうまくいってるよな」
「うん、治れ治れー」
そしてしばらくして全ての傷が完治した。
《〈治癒魔法〉を取得しました〉
「獲得したな」
「獲得したね」
2人で同時に言った。
ガウルは、スヤスヤと規則正しい寝息になっていた。
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