1-1誘拐
テスト中思いついて描きたくなっちゃいました。
「ところでなんで暴れないの?」
「まーこれはこれでありかなと」
「へ⁉︎」
まぁ、こんな会話をする数時間前…
**********
「おーい、ちゃんとみんな話聞いてるかー?来週の水曜までに大学のいきたいと思ってるコースとかかいて来いよー。じゃあ気をつけ、れい」
「「さようなら」」
「どこかこー」
「ねえねえどこかく?」
「おま、そこ受かんねーって」
クラスは相変わらずざわついている。
「はぁ、いきたい大学ねぇー」
高2にもなっていきたい大学が見つかってない私には苦でしなかった。
もうめんどくせ、なんか面白いこと起きないかな。
『高2の二学期にして私はもう人生に飽きていた』
だって、毎日勉強して、寝ての繰り返しでなんも変わらんじゃん。しかも将来就職して、寝て、老後迎えて、死ぬって見え見えじゃんつまんな。
志望校調査の紙がぐしゃぐしゃにならないように一応ファイルにしまっておく。
いっそこのと異世界にいけたらな。
そんなあるはずのない期待をしながら教室を出る私に声をかける人なんて、いなかった。
「はぁ、蒸しあつ。雨とかつら」
夏の暑さが抜けず、地味にパラパラ降る雨にイラついていたら。
「菜々ちゃん」
「へ?あ、」
振り返ると同時に腕を掴まれ車におしいれられて、あっという間に手足を縛られ、車は発進した。
ちゃんと私の置き傘回収するとかちゃんとしてるなこの人。
私は、みんなが思うほど慌てていなかった。




