表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
My本棚  作者: 山谷麻也
9/15

横丁暮色/田舎暮らし

   

 ロスト・ワールドへのいざない/過疎化最前線


Data 作 者 山谷麻也

      (やまやまや)

   発行日 2024年6月1日

    <Amazon ペーパーバック>

   判 型 四六判120ページ

   定 価 1,200円(税込み)

      (電子書籍もあります)


[目次]はじめに/★横丁暮色★第Ⅰ話 我らが心の歴史遺産/第Ⅱ話 エンターティナーの系譜/第Ⅲ話 人生いろいろ/第Ⅳ話 カラオケ/第Ⅴ話 飾らない庶民の街/最終話 出会い、別れ/番外編 行列のできる店

★田舎暮らし★第Ⅰ話 身辺雑記/第Ⅱ話 生物多様性/第Ⅲ話 水の味/第Ⅳ話 田舎者/第Ⅴ話 サイン本/第Ⅵ話 遠距離通学/第Ⅶ話 ロン毛/第Ⅷ話 収穫/第Ⅸ話 タイムカプセル/第Ⅹ話 生地訪問/あとがき 


[こんな作品です] ★横丁暮色★かつて東京・池袋にあった「人世横丁」の思い出を綴ったエッセー。故・青江三奈の『池袋の夜』がヒットしたことにより、飲み屋街として全国に知られた。筆者は30歳前後から通い、いくつかの店と懇意になった。そこで繰り広げられる人間ドラマは、庶民の街”池袋”ならでは。昭和の写真集から切り抜いたような横丁の店に、今夜も筆者の姿があった。

★田舎暮らし★筆者は幼少期を四国の山間部で過ごした。東日本大震災の災害ボランティアに参加したことがきっかけで、Uターンした。生まれ故郷は、過疎化が進み消滅寸前だった。そればかりか、無計画な杉の植林により、山野は荒れ果て、環境破壊の元凶と化していた。楽しかった少年時代を思い出すにつけ、経済成長や国土緑化と引き換えに、日本はかけがえのないものを失ったことに気づかされるのだった。


[つまみ食い=横丁暮色 第Ⅲ話 人生いろいろ=] 4つのエピソードからなる。人生のラストステージに横丁を選び、がんで死んだママ。若い頃ある事情で、客の財布からお金を抜き取ってしまったママ。ほぼ毎日通い、お銚子1本で粘る客に困惑するママ。信仰心に篤く、色恋沙汰とは無縁と思っていたママに、密かに進行していた「老いらくの恋」。いろいろな事情を抱える横丁のママさんたちに、筆者の優しい目線が注がれる。

[つまみ食い=田舎暮らし 第Ⅲ話 水の味=] 昔は谷や川の水が豊富で、いたるところに湧き水があった。おいしい水に不自由しなかったが、唯一、苦手にしていたのが学校の水道水だった。かび臭い匂いに顔を背けた。Uターンして母校跡を訪ねると、移住者が喫茶店を開いていた。意外なことに、マスターのイチ推しが水道水だった。飲んでみると、それは、記憶にある水ではなかった。水道水を天然のミネラルウォーターに変えたのは何か。そこには喜べない現実があった。

挿絵(By みてみん)

↑チェックすると AmazonのURLがあります

都市化と過疎化が猛スピードで進んでいました その真っただ中で生きてきました

ご購入手続きは 上の画像のクリック または <検索>Amazon 横丁暮色

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ