村の少年探偵・隆
優しさに触れると人は心開きます
Data 作 者 山谷麻也
(やまやまや)
発行日 2024年4月10日
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判 型 四六判216ページ
定 価 1,400円(税込み)
(電子書籍もあります)
[目次]まえがき/第1章 村の生活/第2章 雪遊び/第3章 地図/第4章 非行/第5章 家宝/第6章 肝油ドロップ/第7章 仮親/第8章 分校生/第9章 毒牙/第10章 動物愛護/第11章 投書/第12章 さらし者/第13章 豆狸/第14章 カンニング/第15章 ヤングケアラー/第16章 事ども/第17章 スクーター/第18章 濡れ衣/第19章 だまし絵/あとがき
[こんな作品です]舞台は作者の故郷である徳島県の千足村。時代は昭和30年代後半から40年代初め。
生まれ育った山奥の村や麓の学校で起きる数々の事件に、主人公の隆、友人の洋一と修司が挑む。立ちはだかるのは業突く張りの権蔵爺さん、学校の問題教師たち。修司の父親でバイクを乗り回す勲が、陰に日向に少年たちをフォローする。年配者には昔懐かしい田舎の生活をプレイバック、若者は光輝いたロスト・ワールドへご招待。
[つまみ食い=第13章 豆狸=]徳島には人を化かす狸伝説が多数伝わる。業突く張りな権蔵夫婦も豆狸の洗礼を受けたか、湯治と称して、村の谷に通い始めた。身を切るような冷たい水に浸かっては岩盤浴する夫婦。果ては誰かを相手に世間話まで始める始末だった。夫婦の後を付けた少年探偵たち。洋一は笑って家族に報告したが、農協に務める母親から、権蔵爺さんがまとまった金を引き出したと聞かされる。隆は事件の匂いを嗅ぎつけ、まじないに精通した長老のもとを訪ねるのだった。隆の機転が権蔵夫婦を救い、警察署長から少年探偵団に感謝状贈呈の話まで持ち上がった。
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