貧困化バスターズ
守れ！ 心のワンダーランド
Data 作 者 山谷麻也
（やまやまや）
発行日 2023年12月10日
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判 型 四六判120ページ
定 価 1,100円(税込み)
（電子書籍もあります）
［目次］まえがき／第１話 嵐の幕開け／第２話 避難所にて／第３話 壊す者、護る者／第４話 隆の冒険／第５話 幼馴染み／第６話 錦秋／第７話 地方創生／第８話 どさくさ／最終話 逆襲／あとがき
［こんな作品です］前作『温暖化バスターズ』でデビューした、タヌキのタヌエ姉さんが主役。
四国を超大型台風が襲う。週末に民宿を営む小杉漣は、被害状況を確認するため、危険をおして四国に向かう。タヌエの森に多くの動物が避難していたが、中には絶滅したとされる動物や、空想上の生き物とされてきたものもいた。
漣の息子・隆は不登校気味で、喘息の持病があった。民宿の営業を再開し、隆を伴って、漣一家は四国へ。隆は父親から聞いていた奇妙な動物と知り合い、友情が芽生えるのだった。森で、川で繰り広げられる隆と動物たちとの交流。しかし、幻の生物をめぐって村に騒動が持ち上がり、ストレスから隆の喘息が悪化する。助けようとする幼い仲間。タヌエたちバスターズの出番となった。
［つまみ食い＝第５話 ホームグラウンド＝］隆は週末に、民宿のある四国へ行くのが楽しみだった。森のタヌエにあいさつし、散策に出ると、太くて短いヘビがいた。マムシとも知らずに近づく隆を救ったのは、フランスパンのバゲットに似た変な動物の子供だった。そのものはマムシの特徴などを教え、遅くなった隆を民宿まで送る。別れ際に隆は「ボクと会ったことは誰にも話さないように」と念を押される。新しい友達ができて、内心ウキウキだったが、心配していた父親に叱られ、しょげている風を装うのだった。
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