3 これが強敵ってやつか
約1ヶ月。ダレてました。
再びよろしくお願いします。
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種族:水竜 (幼体) 名前:無し LV5
状態:通常
HP:50/50
MP:60/60
SP:70/70
攻撃力:30
防御力:70
魔法力:40
抵抗力:50
速度力:70
スキル
「水中呼吸LVー」「水中眼LV-」「水泳LV3」「かみつきLV2」「威嚇LV1」「咆哮LV1」「暗視LV1」
「麻痺耐性LV1」「毒耐性LV1」「自然治癒Lv1」
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復っかーつ!イェーイ!
しばらく休憩してやっと全回復した。
さすが自然治癒様々です。
麻痺耐性と毒耐性もよくやった!
これでやりたかったことが出来る。
ふっふっふ。俺がやりたかったことそれは!
あのクラゲ食っちまうか……ジュルリ。
休憩してる間にずっと考えていた。
自然治癒、麻痺耐性、毒耐性があるなら触手攻撃しかないクラゲになら勝てるんじゃ?ってね!
最悪また逃げ帰ってきて回復を待って再チャレンジ〜みたいなかんじでもOKでしょー!
さぁゆかん!いざゆかん!待ってろクラゲ!
早速クラゲがいた場所まで戻ってきた。
するとかなり移動していたけどまだ見える範囲にあいつはいた。
先制攻撃じゃー!うぉー!
俺は全速力で泳ぎクラゲの傘部分をガブリと噛みちぎってやった。
ふんふん、ぷるぷるとした食感の中にコリコリとした歯ごたえも感じられて上手……くはないな。
ポン酢とかで味付けしたら美味しいんだろうけど
なんだろうこの味。
味は微妙だったけどこいつを食い終わればレベルアップ出来るかもしれない。
そうとなりゃ食い尽くすまで!
怒涛の勢いで傘部分を食べ尽くしていく俺。
クラゲに痛覚なんてあるかわからないけど自分がどんどん食われていくのは気分のいいものじゃないだろう。
その思惑は的中した。
クラゲはグインと触手を伸ばしてきて俺の体にぐるぐると巻き始めた。
うぉっ!い、痛ー!でも平気だ!なんせ今回3つの有用なスキルを持ってきてるんだからな!
ビリビリとあまり感じたくない感覚に包まれながらそれでも口を動かすのをやめなかった。
とうとう傘部分を全部食べ尽くして、残りはこの巻きついている触手だけになった。
クラゲって凄いな。
触手だけになってもまだ離さないんだから。
でもこの触手も頂きますよっと。
そうめん感覚で触手を頬張っていく。
口の中がピリッとしてThe、毒を食べてるって感じでちょっと怖い。
一応麻痺、毒耐性持ってるし食べても大丈夫だよね?ね?大丈夫だよね!?
もう既に最後の触手を食べ終えてしまった後軽く後悔。
《レベルが上がりました》
《ステータス値が上昇しました》
《スキルがレベルが上がりました》
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種族:海竜 (幼体) 名前:無し LV10
状態:通常
HP:80/80
MP:90/90
SP:100/100
攻撃力:60
防御力:100
魔法力:70
抵抗力:80
速度力:100
スキル
「水中呼吸LVー」「水中眼LV-」「水泳LV4」「かみつきLV3」「威嚇LV1」「咆哮LV1」「暗視LV1」
「麻痺耐性LV2」「毒耐性LV2」「自然治癒Lv1」
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おー、クラゲから受けたダメージが完全になくなってるー。
多分レベルが上がったおかげで全回復出来たのかな?新しい知識が増えてよきよき。
あれ?、水竜から海竜に変化してる?
これってあれかな、水生の竜でも住んでいる地域で水竜か海竜か別れるみたいな。
で俺が海で生活してたから水竜から海竜に変化したと。
それなら生まれた時から海竜で良かったくない?
確かに最初は海の水、塩辛!って言ったけどさ。
今は海の生活にもだいぶ慣れてきたしその影響が今回のレベルアップで反映されたのかな。
まぁーここは些細なことだから置いといて。
ステータスがあのクラゲと比べても遜色ないくらいにはなったぜ!イェーイ!攻撃も増えてるしSPや防御力と速度力に関しては初の100を突破。
俺最強ー!
スキルは水泳が1上がって、かみつきも1上がってる。
さっきの触手攻撃で麻痺耐性と毒耐性も1つづつ上がってるしまじで最高です。
流石に自然治癒は上がらなかったけど。
そのうちまた上がるだろうと期待して。
また人里目指して進もーう。
◇◇◇◇
俺は今ピンチです。
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種族:海竜アザム LV20
状態:通常
HP:120/120
MP:150/150
SP:150/150
攻撃力:100
防御力:140
魔法力:120
抵抗力:100
速度力:150
スキル
「水中呼吸LVー」「水中眼LV-」「水泳LV5」「かみつきLV5」「威嚇LV3」「咆哮LV2」「暗視LV3」「麻痺耐性LV2」「毒耐性LV2」
「水魔法LV3」「竜巻LV2」「斬撃LV1」「海鱗LV1」
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やばすぎないか。俺と同じ海竜でしかもレベルが俺より高い。
こいつに出会ったのはたまたまだった。
いつものように海を進んでるとプロテクトフィッシュていう硬そうな外骨格に覆われた魚がいた。
はぇーこんなやつもいるのかー。
あれだな、ダンクルオステウスっていう古代魚にそっくりな見た目。
そのカッコいい見た目につられて近づこうとした時、いきなりプロテクトフイッシュの頭上から一直線に水の柱が降ってきた。
なぁッ!
プロテクトフィッシュの硬そうな頭に穴が空いて周囲に血を撒き散らしながら絶命した。
俺は咄嗟に頭上を見上げると青い竜がこっちに迫ってきていた。
そして現在に至る。
こんな俺よりも数倍デカイ海竜にかなうわけない。
今は仕留めたプロテクトフィッシュを食べるのに夢中になってるし、少し迂回して遠回りして進めば大丈夫だよね?
一応視線を外さずに数百メートル離れて通り過ぎようとしたら。
プロテクトフィッシュから視線を外してこっちに振り返った。
えぇー!なんでこっち見てくるんだよー!
目と目があった瞬間お互いピタリ止まり見つめ合う。
えぇーっと〜… かっこいいね♡
次の瞬間猛スピードでこっちに来た。
いやー!なんでー!
何も危害も加えてないのにこっちに来たー!
うぉー!今こいつに勝てるって思うほど俺も馬鹿じゃなーい!
逃げるが必勝!あばよー!
猛スピードで逃げるが後ろから物凄い気迫が迫ってくるって。
なんで着いてくるんだよー!
あのー!お互い干渉しない方が世のため俺のためになるんじゃないですかー!
同じ海竜同士じゃーないですか!
仲良くしましょ!ね!ね!
そんな思いも虚しく追いかけ続けてくる海竜。
すると次の瞬間海竜の口がガバリと開いて何か貯め始めた。
あれってまさかさっきの!?
プロテクトフィッシュを殺した時に使ったやつ?
あいつのスキルにそれらしいのはって言ったらやっぱり。
あいつのスキル構成は俺とほぼ同じ。
同じ海竜で住んでいる場所も似通っているし妥当。
でも俺と決定的に違うのが、「水魔法」「竜巻」「斬撃」「海鱗」っていうスキル。
そのうちあいつが使ったのはおそらく「水魔法」
って解析してる場合じゃなーい!
「ビュイイィン!バーン!」
高圧のレーザーでも打ったような音を出して俺の元へと迫っくる。
俺は何とか体の向きを変えてかわした。
けど少しだけ左肩をかすめた。
いったー!何なのあいつ!向こうだけ遠距離攻撃使えるとか反則じゃん!
なんで同じ海竜でも持ってるスキル違うんだよー!
ん?よく見るとアイツステータスに(幼体)ってついてないじゃん。
立派なアザムって名前もついてるし。
てことはアイツはあれで成体ってこと?
俺とそんなにレベル差無いのになんで?
俺まだ幼体なのに!
ムキー!てかこれって!人で例えたら成人したやつが未成年を追っかけ回してる構図だからね!もろ犯罪だから!
肩から血を流しても俺は泳ぎ続けた。
すると後ろから気配が消えた。
後ろをちらりと確認するとアザムの姿がなくなっていた。
だァー、やっと撒けたー。
ようやく長い追いかけっこも終わったと一息ついていると。
ん?なんか海が揺れてない?
ゴゴゴゴゴと全身に響く物凄い地響きのようなものを感じであたふたしていると。
ブクブクブクと下の方から泡が発生しだした。
この地響きと関係あるのか?
そう思って下の方を観察していると。
なっ!
はっきりと見えないけど黄色く光るアイツの目を確認できた。
次の瞬間何か渦のようなものが螺旋状に上がってくる。
うおー!
あればまずい。俺は咄嗟に危険を察知して渦の射程距離から逃げようと必死に前に進んだ。
けれどその努力も虚しく俺は渦の中に取り込まれてしまった。
ゴボボボボ。
息自体は何とかなってるけどこの渦体から逃げられない。
そのまま海上へと渦は登っていき遂には水面を押し上げて空へと放り出された。
うおぉぁああああ!
どんどん海から離れていきどこまでも飛ばされていく。
すると急に頭がクラクラとしてきた。
やば、なんか頭が急に。
俺は空の上で気を失った。
ご覧いただきありがとうございます。
良ければ次回もお願いします。




