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ばっちゃん直伝カレー作ってたら異世界女神に拉致(転移)されたおっさん

作者: 牙神

読み専が調子にのって勢いだけで書いた話です。

「腹減ったなぁ早く帰って昨日の出来確かめねば! おっと次の分の食材買わねぇと」                                                                       俺、 加礼 大助 40代アラフォーメタボ独身、今日も仕事帰りにいつものスーパーマーケットへ買い物しに自転車乗ってたら・・・                                                                       (オメデトウゴザイマス~♪)                                                                                                             「ん? 空耳か?」                                                                                                             (貴方は異世界転移候補になりましたぁ~♪)                                                                      「ん? しつこい空耳だな」                                                                         ま、いっかと自転車こぎながら、今日のカレーの肉何にするかなぁと考えながら、俺御用達スーパーマーケットタイオーに着いた。 自転車を駐輪場に止めてスーパーの中に入ろうとしたらまた・・・                                                                       (無視しないでよぉ~)  (聞こえてるでしょ)                                                                         「あ~間に合ってますので結構です」                                                                         なぜか声出して断ったが、あれ?俺誰と話てるんだ?、周り見回すが、俺の近く誰も居ねえし、ん~疲れてるのかねぇとか思いつつスーパーの入り口のカゴつかんで、野菜売り場へ、 ジャガイモ ニンジン 玉葱 をカゴに放り込みつつ、今日の特売品の○ウス○ーモ○ドカレーの箱3箱放り込む(甘口 中辛 辛口)1箱128円は薄給な俺にはありがたいと思いつつ、メイン具の肉売り場へ向かい、今回はがっつりゴロっとした肉系と思い、豚バラブロックパックを入れ、会計へ・・・と、おっと付け合わせの福神漬とラッキョウ忘れるとこだった。                                   会計済ませ、自転車カゴに買った品放り込み、築30年の借家に自転車走らせ帰宅。   手荒いウガイして、「さてと作りますかぁ」 婆っちゃん直伝一日寝かせたカレー                                                                         まずはジャガイモ ニンジンをピラーで皮剥いて水に浸けて、次に玉葱の外皮の茶色部分を剥がしつつ、ザルに分けて玉葱1個みじん切りにし、剥いた外皮の茶色の部分も細かくして、フライパンに牛脂を溶かして炒めてっと、「この飴色焦がしの苦味+甘味がタマランのだわ」 婆っちゃんの口癖思わず思いだしつつもう1個玉葱をこちらは輪切りで大きめに切りザルに入れ、最初に皮剥いたジャガイモとニンジンと入れ換え水にさらし、ジャガイモとニンジンは大きめ乱切りカット、野菜はこれでオッケーっと、フライパンで炒めた焦がし玉葱は皿に移動させて、 いざメイン具の豚バラブロック500g仕込み開始。                                                                                                             5mm位にカットし、肉と油半々な肉断面なの確認しつつ、さっき玉葱炒めたフライパンにまんべんなく肉を敷いてく、さっき焦がし玉葱の汁と豚バラの脂身から出る油で良い感じに焦げ目付けつつ、粉コショウと粗びきコショウをふり、肉をひっくり反してまた同じくコショウふり、焦げ目ついたの確認出来たら火を止め、カレー専用鍋(ホーロー鍋の高い奴)と入れ換えてサラダ油ひいてジャガイモニンジンを入れ、木ベラで焦げ付かないように炒め、気持ち焦げ目ついたら水を入れて、最初強火で煮立つちょい前沸騰させたとこで、フライパンから肉投入+婆っちゃん特製の田舎味噌これをちょい入れる、これがないと婆っちゃんの味にならないだよなぁ~思いつつ、ほどよくジャガイモとニンジンが柔らかくなったら、輪切り玉葱と焦がし玉葱投入、輪切り玉葱は煮込みすぎないよう注意しつつ一旦火を止め、カレールーを入れるのだが今回は何口にするかなぁ、 甘口は一昨日仕込んだし、今日のは辛口にしとくか。                                                                                                             後は弱火でお玉で鍋底焦げ付かないようゆる~く混ぜながら30分ほど煮込み、火を止め、氷水を張ったシンクに鍋を漬け急冷しつつ撹拌、冷めたら鍋ごと冷蔵庫へ、これで一日寝かせたら完成(ウエェルシュ菌が怖いので二日以内に食べきる)                                                                                                                                                                                                                                                                                                      「うし、次の分のカレー仕込み終わったし、昨日仕込んだ甘口食うかぁ」                                                                        昨日仕込んだ甘口チキンカレーをあたため、ちょい固めに炊いたごはんにタップリかけて、部屋の炬燵へと無向き変えた瞬間思わず出た一言、  「誰だあんた?」                                                                                                            (さっきから声掛けてた女神で~す♪)                                                                        「は?どっから入って来たんだ?」                                                                       (窓から入りましたぁ♪)                                                                        「へっ窓?」 見たら、空き巣が侵入したように鍵のとこ割れてた・・・・・                                                                                                         「っておい!! 不法侵入+器物破損じゃねえか!!!」                                                                    (細かいこと気にしない気にしない♪)                                                                        「気にするわ!」 警察に電話しようとスマホ持った瞬間                                                                         (ちょ 待って待って窓直すから) 「は?直す?」                                                                                                            外見どう見てもJKコギャル見たいな外見の自称女神が手を窓に向けると、割れた部分が時間巻き戻したように穴が塞がった                                                                         「おお~すげえ」 (すごいでしょ~♪) 「つか直せるなら割って入ってくんな」                                   (いや~お腹減っててあまり神力使いたくなかったから♪)                                                                        「そんな理由で他人の家の窓壊すなよ!」                                                                       (だっってずっと声かけてるのに無視するしぃ ちょっとオコだったからつい♪)                                   「オコだったからじゃねえよ! そういえば買い物行く時空耳聞こえたが、それがあんた?」                                  (そ~で~す~あまりにも無視するからわざわざ迎えきたんですよぉ♪)                                                                        「迎え? あ~なんか異世界転移候補とか言ってたな」                                                                        「で、俺が候補って?」                                                                       (その前にお腹空いたので私もカレー食べたいなぁ♪)                                                                        「いや、なんで窓壊した自称女神に食わせなあかんのだ!?」                                                                       (え~窓直してあげたじゃないですかぁ♪)                                                                        「いや、窓壊したのあんたじゃん、何恩着せようとしてるだあんた?」                                  (そんなこと言わずに~♪ 候補になるほどのカレー食べたいですぅ♪)                                   「えっ? カレーで異世界転生候補なん俺?」                                  (あなたの作ったカレーは異世界の神世界にまで匂いが漂うほどのなんですよぉ♪)                                  (とゆう訳で味見しに来たんです♪)                                   「ただ単に不法侵入してカレー喰いに来ただけだろそれ?」                                 (いいから♪いいから♪お願い~♪)                                   「ん~異世界とか行く気ねぇよ俺、買い物の時断ったろ?」                                 (え~なんで~異世界だよ~転移モのだよ~)                                   「いや何でカレーで転移せなあかんのよ、異世界行く意味不明すぎだろ??」                                (え~じゃあカレーだけ食べさせてよぉ~ 食べたら帰るからぁ♪)                                                                                                             なんか駄々こねだしたので、しょうがなく自称女神の前に甘口カレー出す、付け合わせの福神漬 ラッキョ それと婆っちゃん直伝大根の薄切りワサビ和えを置く。  いつの間にかどっから出したのか、手にマイスプーン?(よく見たらカレー○○壱の記念スプーンだった) いただきます と手を合わせ喰い出した、さて俺も食うか、ん~甘口チキンカレー良い感じに味染み込んでむね肉もパサつかない感じで成功だな、  ん?  自称女神が静かだなって見たら、え!? 黙々とすげえ勢いでカレー掻き込んでた。                                                                                                                                                  あの後、自称女神はフードファイターのようにカレーおかわりして、漫画の満腹状態のような腹で大の字に転がってた                                                                                     (余は満足ぢゃ)                 「何が満足ぢゃだ! 俺の分まで喰いやがって!!!」                                「食ったんだからさっさと異世界帰れ! 二度とくんな!」                                  (ん~今日のとこは帰るね~♪ ごちそうさまでしたぁ♪)  普通に玄関開けて帰ってた。                                                                                                                                                  はぁ・・・結局俺最初の1皿しか喰えんかった、洗い物して片付け終わったらなんか精神的にドッと疲れたのは気のせいじゃないよなぁ、 ま、明日の辛口ポークカレーがっつり食うべ。 風呂入って寝よう・・・・・・・・                                                                                                      ふぁ~何か疲れ取れねぇなぁと思いつつ、朝7時頃に起きて、仕事行く準備して玄関開けたら・・・・・・・・・・・草原? 一旦ドア閉めて、もっかい開けて見る・・・やはり草原・・・ポカンとしつつ思い出したこと1つ・・・                                              やりやがったなあの自称女神!!!  

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