夜空の海
君の描く似顔絵わたしに似てなくてホクロの位置も間違ってる
あの子を褒めるあなたの唇を見る度少しずつずらす視線
涙袋にある紅いホクロをあなたの為の実として持っている
猫屋敷 板ブリの玩具となりて今日一日ヘイ!いらっしゃいませっ
バイト帰りあのひとの優しさ蘇りあたたかな懐に
迷うのは夜ではなく見えない君の心模様に積もる雪道
ホクロからホクロを伝う雪解けが足先にまで走る星座よ
白波のゆめなか二人して波間のドルフィン隔てるものなく
花唄をうたって歩いた夜道 スニーカーの紐を結び直して
ビッグバン恋が生まれた星屑の見えない夜空に鯨の吐息




