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うつしみ  作者: 丘海 山場
第一部 成長
9/21

8点 「おれが主人公」「「「なにっ!!」」」

「よく言った!!じゃあお願いなんだ、、、」

「、、、、あり得ない」

会話を遮るように声がした


「え?何があり得ないの?」

「え?センパイこそ何があり得ないんですか?」

「え?今のお前じゃないの?」

「え?先輩じゃないんすか?」

「え?」

「え?」

二人は顔を見合わせる


よーく考えてみると近くからの声ではなかった

その声の主は二人のどちらでもないことが分かる。つまり、、、



『お前かぁぁぁぁ!!!アマメぇぇぇぇぇ!!!!』

『私あんな声太くないでしょ!!てか私の声はあなたにしか聞こえないって言ったでしょ!喋ったのはあんたの敵!!』

『え?』


そう言われ吸血鬼の方を見ると鬼のような形相をしたやつがいた

鬼、、、そうか、、、鬼か、、、

『吸血鬼なのに鬼てww』

『まじめにやれ』

『あ、はい』


命につられ保も吸血鬼の方を向くと

「あり得ない!!」

と怒鳴るような声で吸血鬼が喋る


「「え?しゃ、しゃ、喋ったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」」

これはやっとかないとね☆


「あり得ない!!どうやって避けたんだ!!瞬間移動でもしない限りよけれるはずがない!!」

怒鳴りつけるように声をさらに出す


「あ、それは自分も気になってました!!なにしたんすか!?」

二人が聞いてくる


「あーそれはね、」

命が正直に話そうとしていると


『契約のこと話したら殺す』

『oh、、、』

どうやら我らがアマメさんがお怒りのようだ


はて、どうごまかしたものか、、

命は少し考えて口を開く



「、、、、主人公補正です。」

「は?」「え?」



二人が変な声で返事をする。

「まぁ?やっぱおれ主人公だから土壇場でこう?その、、、覚醒!!しちゃった、、、的な?」

自分でも苦しいと思う言い訳をする。もちろん返答は

「ふざけるのも大概にしろ!!さっさと正直に話、、、」

と吸血鬼が怒鳴りつけているが、声に被せるように

「流石です!!先輩!!」

「え?」「は?」

もう一方は納得していた。

マジかこいつ


「確かに先輩なら納得です!!さすが先輩」

保が子供のように目を輝かせる


『え?おれの後輩いい子すぎない?』

『あんたにはもったいないくらいには』

守りたいこの笑顔


「えぇい!!二人そろってふざけおって!!もういい、貴様らを倒して情報を吐かせる!!」

また怒ってる。血糖値高そう


「まあとにかく。今度こそ勝つぞ。また力を貸してくれるか?」

「もちろんです!!先輩に一生ついていきます!!」

元気よく返事をする。忠犬保だな。


「よし!それならよかった。君にしかできないことだったから良かったよ」

「自分にしかできないこと、、、ですか?」

保の反応はポカーンとした顔というか心当たりが全くないと言いたそうに感じた


「そう。だから頼めるかな?」

「ふっ、何言ってんですか先輩。ついていくって決めたんですからなんだってしますよ!!」

カッコつけたポーズに決め顔でバッチリ決める


『やだこの子、、、いい子過ぎ!!』

『ほぼ再放送じゃない?この会話』

体ないくせにキツイ視線を感じる


「よし!じゃあ行こうか。」

「はい!!」


『俺たちの戦いはこれからだ!!』


『何終わらせようとしてんのよ!!』

げんきだなぁ

一応言っときますが別に終わりません

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