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うつしみ  作者: 丘海 山場
第一部 成長
8/31

7名 説明書をちゃんと読み込む奴ってあんまいないよね

投稿する日間違えるとこでした

『しにたい、、、、』

『あっ?!ちょっとほんとに今そう思ってるでしょ?!やっとあなたが生存を望んだから話せてるのにちょっと落ち着いて?!ね?ね?』

後ろの何かが命を慰める


この感じ、昔に感じたことがあるような、、、は!

『ママ、、、』

『ままじゃねぇ!せめてお母さまとお呼び!!』


どこかの国の王女かな?

エンジンかかるまでなんて速さだ、、、

五分ご、、、、いや、時間止まってるから0秒か

『ちょっといきなり落ち着かないでよ!!』

心読まないでよ!!!!

『はぁ?あんたマジで蹴るわよ?』

『すんませんでした』すんませんでした


なんとか正気を取り戻すと後ろの女が喋り始める

『まぁいいわ、、、まず自己紹介だけど、詳しくは言えないからこの星生まれのUさんとでも、、、』

『寺うm』

『まずいまずい!!』

自分で言っといて止めるのやばすぎだろコイツ


『あーじゃあアマメで』

絶対に適当に決めて言い分けないところをすぐさま決める

やっぱやばい奴だ!!


てかアマメ、、、あまめ、、、

『甘め?』

『やっぱ助ける話はなしで、、、』

『すんませんでした』すんませんでした

『もういい?本題入って、、、』

あきらかに疲れた声で言う。一体何が原因なのか・・・

『やっぱこの空間の維持が大変なのか、、、』

そう考えると後ろの不審者が突然水を得た魚、いや燃料を得たエンジンのようにすぐさま動き出す

燃費いいね!


『そうなの!!わかる?まぁ私は完璧最強クール系年上美女なのでぇ?まぁこれだけじゃ疲れないですけど?(笑)あなたねぇーあの方向音痴に一人で行かせるとかバカなの?アホなの?私が助けなけなかったら確実にたどり着けなかったわよ?!感謝してくれる?』

急に元気にしゃべりだす。怒りと自慢と笑いと心配と・・・とにかくいろんな話が混じっている。とまらねぇー


『、、、化けの皮が剝がれた。』

『は?別に化けの皮なんて、、、とにかく!!私と契約をしましょう!!』

流石に学んだのか言いたかった言葉を押し込んで落ち着きを取り戻した女が喋り始める


『内容は?』

『あなたは私の目的に協力するのと私があなたについていくのを許可すること。代わりに私があなたに力を貸す。それだけ、オーケー?』

『オーケー!あんだーすたっと!!よし!!印鑑っている?今動けないから押せないんだけど?』

軽口でokなことを伝え、アマメもきっと喜ぶと思っていた。が、反応は予想していたものとは違うものだった


『は?あなた怪しいと思わないの?こんな突然現れた奴と詳しく聞かずに契約するとか、、、』

戸惑ったような声を出す


『ああ、なんだそんなことか。だって望んだのはオレだし、そもそもアイツに勝つためならなんでもいいわ。とりあえずアイツの顔面に一発ぶち込みたい』

理由が簡単なことであることをアマメに説明する


その言葉をアマメが肩に置いていた手が震え始める。顔が見えないのでよく分からないが多分この震え方は―――

『やっぱり()()()()()()()()、、、』

それがどうゆう意味なのかは聞かなかった


『もしかして悪魔だったりする?お前』

『ふふ、悪魔でも何でもいいんでしょ?』

『確かに。じゃあさっさと契約をしよう?時間が無い、、、』

その瞬間思い出す


『あ、時間は有り余ってるか!』

『はいはい、じゃあこっちで勝手に結ぶねー』

軽くあしらわれた。ちくしょう


『はい、これで完了よ』

『え?もう終わり?ほぼ何もしてないのに?』

時間が進まないのでよく分からないが体感でここまで約5秒

あまりにもあっけなく終わる。ほんとにやったのか?


『そんなもんよ?まぁ、そんなことより、あなたにに与えた能力の説明をするわね。全部で、、、』




 間に合わない

離れたところにいる命を見て保の結論はこの一言だった

絶対にあの人なら勝てるんだ!!あの人がここで倒さないとダメなんだ!!』

間に合え!間に合え!!

「うぁぁぁぁ!!!!!!」

叫ぶことしかできない。しかしその声も虚しく刀の音が響く

現実を受け入れたくないからか目をつむる


「うわぁぁ!」


命の声がする。しかしそれがおかしいことに気が付く。あまりにも()()()()のだ。

目を開けようとした瞬間何かに肩を叩かれる。恐る恐る手の方を見る




「命はやられたか、、、しかし奴は命四天王でも最弱ぅ!!」




「は?」

理解が追いつかない。なぜ目の前にいた人間が自分の後ろにいるのか。どうやって移動したのか。なぜ生きているのか。本物なのか。そんなことを考えていると

笑顔の男が言う


「力を貸してくれるんだろ?ほら、()()()

保はその何の変哲もない言葉引き込まれる


あぁ、そんなことどうでもいい。とにかくこの人には説得力がある。自信がある。きっとこの人なら――


いや、こんなことを考えるのはやめよう。今自分がすべきことをしよう。この人のためにできることを





「はい!」

顔が中性的なのでオッケーです!!

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