4層 二度あることは三度あるって二度目あるのが珍しいよね
区切りがいいところで設定集みたいなのを書こうと思ってます。考えたはいいけど本編で出そうとすると消し炭になる
「ごっちゃんした~」
「おう、気を付けて帰れよ~」
手を振りながらその場を後にし、帰路につく。
「・・・・・。はぁ、ひどい目にあった、、、」
くっそ!吸血鬼についてなんていつもならすぐ話が終わるはずなのにいつもと違うからって長時間も拘束しやがって!もう話すことないって言ってんのに『気になったこと何でもいいから』ってねぇぇぇよ!!あったら話してさっさ帰ってるわ!!気になることはとにかく考えろって冒険者よく言ってるけどやりすぎだろ!!てか顔書くのはまだ分かる。けど自分で顔を描く必要あった?ないよね?絵が下手すぎてそっちも困ってたじゃん!!てか後からしっかりと描く専門の人来たじゃん!!嫌がらせか?嫌がらせだよな?オレが新人に変なこと教えたからか?ごめんなさいね?!
と一人で考えていると気がついたら家の目の前までたどり着いていた
「今日は早く寝よ、、、」
「うっ、、、う、、、」
ベットで眠っている命は悪夢にうなされていた
『―――。―――、、、――――――』
『かっっっっっっっっった!!弱点のとこだけ固すぎだろ!!武器とぶつかる音気持ち良すぎだろ!!ってこんなこと言ってるひまねぇぇぇぇぇ!!降ってきたぁぁぁぁぁ!!あ”あ”ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』
目の前が陰で覆われ、死のカウントダウンが始まる
カウントダウンの数字は0.0001秒から―――
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁさだ」
夢だと気が付き、急に落ち着いた声になる
別にビックリとかしてないし。誰もいないし。隠したりする必要ないし。てか昔のオレうるさすぎだろ。今のオレを見習えよ
そうして何とか落ち着きを取り戻す
「でもまさか昔の夢をみるとは、、、弱点硬いのを理解して利用してくる敵がいるなんて思わないもんな、、、オレならそんなことしな、ん?あれこれって、、、」
昨日のことを思い出す
「いやでもたまたまって可能性も、、、いや試してみる価値があるな、、、」
顎に手を置き、目を瞑る
ありがとう過去のオレ。未来で役に立ったぞ、、、
「いや待て。そもそもあんなレアなやつにどうやって会えばいいんだ?」
計画たてないと、、、
「んぅむ、、、」
少し考えて結論を出す
「まぁオレなら出会えるべ。早く準備しよー」
考えるより行動っしょ
「ということでダンジョンまで来たけどうすっかなー。攻撃は当たったし、用意もしてきたけど出会えるかどうか運なんだよな、、、まぁとりま入るか」
入るための手続きをしようと入り口へと向かう
「お願いしま、、、」
「あ!!あなたは昨日の!!!」
うーん声がデカい!!元気がいいな、というかガキっぽいというか。昨日もいたのにあの光景て見てまだこの元気とは、、、やっぱりガキじゃな―――
そう考えながら目の前の人物をよく見ると
ん?こいつよく見ると、、、
「あの!!聞いてますか!!」
私は彼女の肩に手をおく。
「え?あの!」
「君は立派な大人さ、、、」
「え?」
二つの果実ってのは立派な大人の証さ、、、
「さーてどうすっかなー入ったはいいけど。まだ一回しか会ってないからなーとりま前と同じ三階に向かうか、、、はぁ連絡先でも聞いとくべきだったか!?」
そう考えながら魔法陣に向かっている途中何かが飛んでくるのを感じる
『やばいなんかとんでくる?!というかデジャブ感が、、、』
大きく後ろに下がる。
「ぐぅっ!」
何かが落下してくる。この光景を覚えている。目の前に前見た光景が広がる。
あれこれデジャブ、、、
嫌な予感というものばかり何故かあたるものだ。土煙の中から予想通りあいつが出てくる
まさか一階で会うとは、、、まぁとりあえず
「久しぶり、また会ったね元気してた?」
二回も会えるなんてそうそうないしね、一旦再会を喜んどくか
「あ、連絡先交換しない?」
顔いい女の子紹介してくれる可能性に賭ける!
今、なんとも奇妙な始まりの二度目の戦いが幕を開ける
なんか知らないけど命くんこんな夢見ることが多いらしいっすね?




