27部 ん。男なら命がけの時こそ息子に従って行動すべき。
言いたいことは分かってる。
大丈夫、オレも今来たとこ。
あ、あとタイトルは許されないかもなので変えるかも~
「―――誰が最初に行きます?」
少女が通るであろう道に先回りした三人は話し合いをしていた
「全員で行けばいいだろ」
「いや、どう見ても不審者じゃないっすか!」
「確かに男三人がいきなり出てくるのは怪しいかも?」
「確かに護衛は絶対にどっかには隠れてるだろうから危険か」
うんうんと命が首を縦に振る
「いやそこじゃなくて―――」
「ん?ほかに何かあるか?」
「そりゃ―――
二人は口をそろえて
「「どう考えても誘拐だよね」
っすね」
その話を聞いた命は二人の予想に反して何だそんなことかとでも言いたげに口を開く
「、、、階層のボスの嫁(仮)を誘拐できる奴がいるとでも?」
二人は胸に手を当てて過去を振り返ってみる
「「よし、行きましょう」
こうか」
まあ弱いわけないよね
「ちなみに一言なんて言います?」
「確かに。発言によっては一発で死ぬかもしれないからね」
二人の話を聞いた命が今度は自分の胸に手を当てて考える
一体オレは一言目に何を話すべきなんだ、、、
静かに自問自答をする。今までの記憶を、経験を、体験を振り返る
一体何を、、、何を話せばいいんだ!!
その時一つの声が命に話しかける
『命、、、命よ、、、』
『っ!!その声は、最近恋愛漫画にハマっているアヤメ!?』
『いいえ、私のことは純愛マスター(殺)と呼びなさい、、、』
『アサシンなのか?』
『いいえ、、、純愛を邪魔するものを殺すという意味です、、、』
『oh、、、、それで純愛マスター(笑)さんどうすればいいんですか?』
『純愛マスター(殺)です。ふむ、、、、私のおすすめは――――』
『なるほど、ありがとうございます!!純愛マスター(T)さん!!』
『それはよかったです。あと私は純愛マスター(シャツ)、、、(殺)です』
「――二人ともここはオレに任せてみてくれないか?」
不敵な笑みを浮かべる
「なんか嫌な予感が、、、」
「センパイなにか思いついたんすか!?じゃあ行きましょうか!!」
「ちょっ!!」
話も聞かずに作戦に移ろうとする保の手を引っ張り止める
「ぐへっ。兄さんどうしたんすか?」
「いや、どうも、こうもないでしょ!!あの顔絶対終わってること思いついた顔だって!!」
命の方を指さす
「いや兄さんの方こそよく見てくださいよ、あの目!」
「え?」
二人は命の方へと目をやる
そこには―――
「見てください。あの性欲にまみれた目を、、、」
メラメラと性欲に燃える男がいた
「いや!どこに信用でk―――」
「はい、隙あり」
保は琥珀の口に酒を流し込む
「、、、、僕が間違ってた。息子に従う男は確かに信用できるね~」
「よし」
保メモ
琥珀がまじめになったら酒が足りなくなっているので流し込んであげましょう。
「―――来たみたいだね」
物陰に隠れたいる琥珀が静かに呟く
「センパイ出番ですよ」
同じく物陰に隠れている保が命に話しかける
が、返事はない
「センパイ?」
「命君ならもう行ったよ」
そう言って琥珀が大通りの方を指さす
そこには腕を組んで仁王立ちしている命の姿があった
「流石センパイ!行動が早い!!」
「声がでかい!」
そう言って琥珀の口を抑える
「おっと、もうそろそろ接触するね」
興奮している保の口を押さえながら命がもう少しで接触することに気が付く
「ぷはっ。センパイ頼みましたよ、、、」
琥珀の拘束から逃れた保が命の方を向いて祈る
命が接触まで残り10メートルと言ったところだろう。しかし命は依然として仁王立ちし続ける。
―残り約5メートル―
命はまだ落ち着いているようだった
―残り約2メートル―
二人が喉を鳴らしてその瞬間を待つ
―残り約1メートル―
その瞬間は目前。そして、、、
―残り、、、
-1メートル―
女は何の反応もなく命の横を通り抜ける
「「??????????????????????????????」」
「あ、あのセンパイ、、、?」
「命君、、、?」
二人が物陰から出てくる
命は依然として仁王立ちのまま答える
「、、、、何も、無かった!!」
二人は顔を見合わせ笑顔で命の方を見つめ直す
命も釣られて笑いだす
「ふふふ」
「ははは」
「へへへ」
「「話しかけろよ!!」」
「ぶべっ!」
二人の飛び蹴りで勢いよく吹き飛ぶ命君でした
「いやちゃうねん、、、まさか止まらんと思わんじゃん」
命が二人になぜ話しかけ無かったのかを説明する
「つまり、少女が目の前に止まったら話しかけようとしてたってことかい?」
「そういうこと!!」
正座していた命が勢い良く立ち上がる
「ほな彼女さんが悪いわ。自分ならそんな思いさせへんのに」
「保お前まで性欲に従ってんじゃねェーk、、、ん?彼女さん??」
「そんなことよりもあの子追いかけるよ!!」
「「あ、はい」」
「よし、次は頼んだよ」
「頼みましたよセンパイ!!」
何とかまた先回りをした三人が物陰で会話をする
「ああ、今度こそ任せろ。今度は止めてみせる!!」
「そこがメインじゃないんだけどね~」
「じゃあ行ってきまーす」
「「行ってらっしゃーい」」
そう言って命を送り出す
「残り約5メートルまで来た、、、」
物陰から見ていた琥珀が呟く
「センパイ、、、」
ここで命は先ほどまでとは違う行動に出る
先程までとは違い、命も彼女の方へ進んでいく
そして目の前まで来たところでまた先程までとは違うことが起こる
命が彼女の前で止まるそして彼女も命の前で止まったのだ
「「!?」」
二人は驚いた反応を見せる
しかし命は微動だにしない。それどころか作戦を続けようとしているようだった
二人は息を飲んで見守る
風の音だけが辺りに響く
「「、、、、」」
そしてその時が来た
命は膝をつき彼女の手を取り一言
「ボク達、、、昨日夢の中で出会わなかった?」
「「、、、、。」」
「「??????????????????????????????」」
性、、欲、、、?
話しかけられないのは男の恥
話しかけれてもコイツは恥




