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うつしみ  作者: 丘海 山場
第二部 儀式の前に 
30/34

25坪 シリアスも出来たんかワレ!!

いやーなんとか今週も日曜日に投稿できました!流石に今回はぎりぎりでしたね(笑)

え?毎週日曜投稿するためにはどうすればいいかって?


一日を伸ばせるようになりましょう。一日という単位は貴方の中にあるのです。

()()()()()()()



「鈴の音?っておい、大丈夫か!!」

急いで消えかかっている女の方へと駆け寄る

体を仰向けにしようと命が上半身に手をかける。その意図を読み取ったのか近くにいた琥珀が足を持とうと足を掴もうとするがうまく掴むことが出来ない。何度やってもまるでそこには何もなかったかのように空振り続ける。足の形はしっかりと認識出来ているはずなのに掴めない。そして琥珀は気が付く


「これ、、、透けてると思ってたけど消えてる?もしかしてこの人、、、っつ!そんなことよりもマズイ!このペースだともうすぐ消えるよ!」

既に体の三分の二程が消えている。先ほどからのペースを考えると約四分。これが全身が消えるまでの時間。頭、、、いや口までをリミットとすると――


「、、、大体三分半ってとこかな。しかも同じスピードとは限らない」

「助けるってのも現実的じゃないっすよね、、、」


当たり前だ。探索者ならまだしも目の前に見えるのは人間かどうかも分からない。そんなのに初見で、しかも数分で対処しろなんてクソゲーもいいところだ。だけど今オレ達がすべきことはそこじゃない今すべきことは――


「それだけありゃ十分だ。教えてくれどこで行われるんだ?」

彼女の願いを叶える。それだけに集中すべきだ

命が彼女の上半身を支えながら質問する


「、、、、そうだね」

「自分達に出来ること、、、」

二人も今何をすべきかということに気が付いたらしい


「、、、、大きな、通り、、、この街で一番の、、、一番大きい、」

女が息苦しそうにしながらも声を絞り出して答える


「時間は、、、何か分かりやすい合図とかないか?」

「次の、、、鈴、、、」


なるほど鈴の音ってのはそういうことかってなると次に聞くべきは息子(ボス)についてか、それとも娘についてか、、、

命が次の質問について考えていると女が突然何かを思い出したかのように突然喋り始める

「鐘の音、、、あれだけは、、、あれが聞こえたらにげて、!」

「鐘の音?」

なんだ?鐘の音?鈴の音とは違うのか?というか―――

「鐘の音は何が起こるんだ?」

「鐘は、、、儀式の、、せいこう、、、」

命はこの発言に何か違和感を覚える。そしてその違和感の正体。ある可能性にが頭をよぎる

これまさか――

「、、、、儀式が成功した時の対象方法は?」

「、、、、ない。」


なるほど、、、つまり――

「わかったぞ。今回のボス」

今の発言で命の予想が確信へと変わる


「センパイ?今ので分かったんすか!?」

「なるほど、、、そういうことか」

「え、兄さんまで!?」

保のみが理解出来ていないが二人はこのダンジョンのボスについて理解したようだ


「落ち着け保、後でちゃんと話してやるよ。でも今はとにかく、、、」

保を見ていた命が視線を落とす

「確かにそうっすね。今はとにかくこの人から話を聞かないと」

保も今度は自分でしっかりと思い出す

命が満足げな表情をする


ってなるとオレが今聞くべきことは

「このままだと良くない結末になるってことでいいんだよな?」

「、そうです、、、」


なるほど、つまり―――

「ちょっと二人とも一瞬耳塞いでくれない?」

「え?まぁいいっすけど、、、」

「一体何を聞こうt」

「時間がない!!早く!!」

「えぇ、、、」

なんとか上手いこと(?)二人の耳を塞がせることに成功する



「さて、、、――――――――――――――――――?」


何を言っているのか分からない。耳は確かに塞いでいるが塞いでいると言っても自分の手だ。完全に塞ぐのは不可能というのは言うまでもない。しかし聞こえないということは余程聞かれたくない話をしているのだろう


話している間暇なので、反応から内容を考えようと女の方へと視線を落とす

「、、、、、、、」

女の口が動いていない所を見るに黙り込んで考えているのだろう

そんな予測をしていると琥珀の口が動き出す


ん?若干聞こえるような――

「も―ろん本―の意思―――する―。それは絶――約―する」

命は真っ直ぐに女の目を見る

「そ――、、、本――、、望――なら」

「も――ん」

途切れ途切れだが微かに聞こえてくる


なるほどなるほど、、、

ふむ、もっと強く抑えるか、、、目もつぶっとこ、、、

約束を守る琥珀なのであった



その後すぐに命が二人の肩を叩く

「もういいんすか?」

「さっき女の人ドン引きしてなかった?」

「してませんけど?、、、してないよね?」

『『自信ないのか、、、』』


「そんなことより!彼女」

そう言って座布団の方を指差す

そこには既に上半身が消えている女の姿があった

「流石にこんな姿になってるのに質問する勇気はないっす、、、」

「まぁそもそも僕達は君に任せるって言ってたから特に質問ないんだけどね」

そんな軽い会話をしていると突然女が喋り始める


「こんな、美人を、、放置なんて、、、いい度胸ですね、、、」

・・・・案外元気なのかも

というか

「そんなこと言う感じだったっけ?」

「あきらかに雰囲気が変わったような?」

先程と同じ人間とは思えない言動を始める


「流石に、死ぬ間際くらい、、、元の自分に戻るわよ、、、なんかある?」

途切れ途切れではありながらも明らかに圧のかかった発言をする


「いやいや!そんなつもりじゃないっすよ!!」

保が慌てて弁明をする

「そうそう。むしろ、ね!」

「な。そっちの方が話しやすくてオレ達は好きだ」

「そう!それっす!いいたかったのはそれ!」

「言語化下手だね~」

「なん――」

「、、ははは」

会話の途中で女が笑い始める


「なんだよ?」

「いや?何も?」

「いや何もってことは、、、おい、お前、、、?」

命が声の方を向くとそこには先程まで首から上までしか無かった女が()()()()()


「これもしかして騙されたやつっすか?」

「悪運だけは強いって、、、コト!?」

二人が壊れる


「はは!そこは安心していいわよ?ちゃんと本当。そしてこれから私が消えるのも本当。つまり全部本当よ」


「これ今何が起こってるんすか?」

「僕もよくわからないんだけど?」

「安心しろオレも」

打ち切り漫画並みの突然すぎる展開に三人の思考が止まる


「いや貴方達がこっちの方が好きだって言うから最後の力を振り絞って完璧な姿でお別れしようとしてるってだけよ?」

「そうか(疑問)そうだ(思い出す)そうなんだな(理解した)」

(完璧に理解した)


「別れぐらいはきれいなままの方がいいでしょ?」

「それは間違いないね」

「分かってるっすね」

「終わり良ければ全て良しってね!」

四人の意見が一致する


「それで、質問はもう無い?」

ついさっきの会話を覚えていたのか質問はないかどうかを聞いてくる


「まぁ自分らはセンパイが無ければ」

「そだねぇ~」

「お前らなぁ、、、」

あきれつつもどこか明るく答える


「まぁしょうみ聞きたいこととか死ぬほどあるけどまぁ何とかなるべ。オレ達はノリで行くって決めてるから」

「そうなの?」

「そうっす」


笑みを浮かべながら何か懐かしいものでも見るような眼差しでこちらを見つめる

「そっか、、、そんじゃ――――」

顔つきや動作が変わる。いやそれだけじゃない明らかに雰囲気が変わる、と言うよりも雰囲気が戻る


「どうか、、、どうか彼女のことをお願いします。」

目の前の女性が深々と頭を下げる


「ふっ、任せとけって!約束と法律だけは守る男だからな!」

「それって人間としての最低限じゃないかい?」

「人間としての最低限ができてて流石っす!」

「保一周回ってそれ煽ってるだろ」

「なんでっすか――」

「フフ、、、ハハハ!!ほーんと変わんないのね貴方達、、、やっぱり貴方達に頼んでよかった!」

表情は笑顔であったが目じりには涙を浮かべていた

彼女は人差し指で目じりの涙を拭うと命達の方を向き――


「命!!琥珀!!保!!」

「「「は、はい!!」」」

突然の呼び出しに三人は思わず敬語で返事をする

「貴方達頼んだわよ!!彼女のことも!この国も!!」

段々と体が消えていく。先ほどとは違い透明になっているわけで無く何か光の粒子のようなものになってどこかへ飛んで行く


「そして命!!」

「え?はい?」

今度は命を指差す

「さっきの発言忘れてないから!!やるときはちゃんとやりなさいよ!?」

「あぁ~ウス、、、」

「返事は?」

「ハイ!!」

命にしっかりと返事をさせる


「そして最後に!!」

「「「最後に?」」」

三人が一体何を言うのかと彼女の答えを待つ

そしてその時は直ぐに訪れた

彼女はすでに半分ほど消えている体で

「最後に、、、

最後に会えたのが貴方達でよかった、、、」

最後に感謝を伝える


三人はその言葉を聞いて顔を見合わせ――

「オレ達もアンタで良かった」

「貴方じゃなかったら直ぐに戦闘になってたかもしれない感謝してるよ」

「お話し良かったっす!!」

三人もその感謝に感謝で返す


「ハハ、、、そっか。私も楽しかった。じゃあそろそろ行くね。」

この時点で既に首の当たりまで消えていた


「終わったら墓参りしてやるよ!」

「どこかわかんないけどきっと見つけるよ!!」

「今度は会いに行くっす!!」

三人が彼女に手を振る


彼女は笑みを浮かべたまま優しい眼差しでこちらを見つめる

「じゃあ、いい知らせを待つことにするから絶対に勝って会いに来てね」

「もちろん」

「当然っすね」

「任せとけって」


「それじゃあ――



また後で

シリアスも多少は出来たんかお前ら!!

後急ぎなんでミス多いかも、、、

あ、いつもか。

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