間1 解説
第一部完結の目途が立ったので設定集をゆ○○り実況ふうに書きました。
「そっくりダレカです。」
「そっくりカモナだわ。いきなりだけどダレカ、ダンジョンに興味はある?」
「もちろんあるわよ!ダンジョンで一発逆転は全人類の夢だと思っているわ」
「それはよかったのだわ。今回は新人探索者の為にダンジョンの歴史について解説するのだわ。」
「まずダンジョン発生から話すのだわ。ダレカ、ダンジョン発生がいつ起きたかは知っているのだわ?」
「もちろんそれくらいは知ってるわ!今から13年前よね?」
「正解だわ。今から十三年前の日本時間午前9時13分23秒約三十秒間の震度1~2の地震から始まるのだわ。」
「ただの地震から始まるの?」
「ちょっと情報が足りなかったのだわ。この地震は世界中で同時に起こるのだわ。」
「え!?そんなのちっともただの地震じゃないじゃない!!」
「その上奇妙な現象がが目撃されたのだわ。」
「奇妙な現象?」
「世界中で地面が光っているのが目撃されたのだわ。」
「もう地震がついでになってるじゃない!!」
「はは、そういわれても仕方ないのだわ。でもここからが大変だったのだわ。国ごとにちょっと違うから今回は日本の場合に絞って話すのだわ。」
「日本では地震が止んだ後さらに奇妙な現象が起こったのだわ。」
「いったいどんなことが起こったの?」
「ある場所にいた人たちが一斉にワープしたのだわ。」
「ある場所にいた人たちって?」
「今のダンジョンがある場所だわ。そしてそれと同時にダンジョンが生成、ダンジョン周辺の建物の消失なども起こるのだわ。」
「ちょっ、ちょっと待っていろいろ起こりすぎじゃない?!」
「まだまだ続きがあるのだわ。ワープ後からの約30秒間の間二つのことが起こるのだわ。」
「一体何が起こったの?!」
「一つは地面の光が段々と消失、そして人類の約半数の消失なのだわ。」
「え?ちょっとさらっと恐ろしいことを言ってない?」
「人類半分の消失のことなのだわ?」
「そうそれよ!!さらっと言っていい内容じゃないでしょ!!」
「ほんとに気が付いた消えていたからこれ以上は何も解説できないから先に行くのだわ。」
「え、、、」
「この後に鐘が鳴るのだわ。」
「鐘?」
「そうなのだわ。結婚式とかに使われている鐘の音だと言われているのだわ。その音が二回なるのだわ。そしてこの時人類は進化?というか新しい何かがあることを感じるのだわ。」
「突然ね!」
「突然だから仕方ないのだわ。ちなみにこの新しい物っていうのは能力のことなのだわ。おそらく進化はダンジョンへの適用だといわれているのだわ。」
「そういうことだったのね、、、でもこの鐘の音を聞いてからそうなったのよね?」
「そのはずなのだわ。」
「じゃあ新しく生まれてきた子供達は体は進化していても能力はもらえないんじゃ、、、」
「ちょっとずれるけどその話をしておくのだわ。確かに生まれてきた子供達は体はしっかりと進化した体で生まれつつも基本的な誰でも持っている能力も、ましてや固有能力なんて持ってないのだわ。でもそんな子供達はダンジョンに入ると目覚めるのだわ。」
「そうだったの!!」
「じゃあ話を戻すのだわ。この後全人類に不思議な声が聞こえるのだわ。」
「変な声?」
「人によって声が違うらしいのだわ。その不思議な声が『ダンジョンの攻略を目指せ』って言ってたらしいのだわ。」
「ちょっと!!そんなの神の声以外あり得ないじゃない!!」
「確かに神の声かもと言われているのだわ。」
「やっぱり!!」
「でもそのあとに起こったのは神が人類を見捨てたとしか思えないことが起こったのだわ。」
「一体何が起こったの?!」
「ダンジョン災害だわ。」
「ダンジョン災害?」
「ダンジョン災害はダンジョンから大量のモンスターがあふれてくることを指すのだわ。これの厄介なところは突然起こり、無限にモンスターがわき続けることにあるのだわ。」
「ちょっと!そんなの勝てるわけないじゃない!」
「いや止める方法もあるのだわ。」
「よかった!!」
「よかったといえるかは話を聞いてからにしてほしいのだわ。」
「え?怖いんだけど、、、」
「止める方法は簡単に言えばボスとなるモンスターが一体だけいてそいつを倒せばいいのだわ。」
「簡単そうだけど?」
「問題はそのボスモンスターがそのダンジョンの解放されている最大階層のボスが出てくるところにあるのだわ。」
「え?そんなのその階層のボスが倒せなくて止まっていたら最悪じゃない!!」
「ああその通りだわ。さらにダンジョンの外だからもちろん死ぬのだわ。」
「起こったら詰みじゃない!!」
「いやそうではないんだ、ある程度の人が死ぬとモンスターが消滅するんだわ。」
「え?どういうこと?」
「簡単に言うとその時によって変化する殺害された人数の天井に当たると災害が終わるんだわ。」
「それならまだよかった、、、」
「全然よくないんだわ。逆に言えば人類に優先順位をつけてダンジョン災害を終わらせる事ができるのだわ。」
「確かにそれはよくないわね。」
「話を戻すのだわ。日本だけでなく世界中で同時に起こって多くの被害を出したのだわ。」
「始まってすぐに一面ボスと戦わされても困るもんね、、、」
「と、これでダンジョン発生の解説は終わりだわ。」
「もう胃もたれしそう、、、」
「そうなのだわ?じゃあ次は人類にとっての進歩なる出来事について話すのだわ。」
「それなら聞けそう!!」
「題名は人類初のダンジョン攻略だわ・・・
次もあります




