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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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公安別室

美味しい御飯の創り方

作者:大橋博倖

「ここはRCVに働いてもらうか」
 中隊長は独り言のようにつぶやいたあとで、隷下部隊に発令した。
「第2偵察班は狙撃1班と協同し歌舞伎町の敵を制圧する。武器使用は自由」
 命令を受けたRCV、87式偵察警戒車2両とLAV、軽装甲機動車2両は、既にこれあるを予期して現場周辺に展開を終了していた。
 歌舞伎町界隈から靖国通りへ雪崩れ打って現れた車両群のアタマを2両のRCVが抑え、すこし離れてLAVが停車する。
 セダンにハコ乗りしたチャイニーズマフィアが罵声を張り上げ、一斉にクラクションを叩き鳴らしたが何の効果も無かった。
 チャイニーズマフィア側の誰かが発砲した。散発的だった銃火は炎が燃え立つ様に一気に広まった。
 豪雨に叩かれる様な車内の中で、1号車の車長が声を張った。
「撃チ方ハジメ」
 2両のRCVは、2門のエリコン・25ミリ機関砲で猛然と射撃を開始。
 セダンの群れは爆発し、弾け飛び、たちまちミンチを詰めたスクラップの山に変わっていく。
 散漫だった火線がRCVに集中した隙をついて、LAVから展開した狙撃班も射撃を開始する。
 慌ただしく方向転換を図ろうとしていた車列最後尾をまず射止め、未だ応射してきている射手、火点を一つずつ的確に潰してゆく。
「撃チ方止メ」
 戦闘開始から約1分で部隊は戦闘目的を達成した。
 完璧に一方的な勝利だった。動く目標は無かった。
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