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序章【憧れの末路】

この世界じゃよく有る話だ。

自由な生き方と給料の良さに惹かれて冒険者になる。

でも大抵の奴はすぐに辞めちまう。

そこらによく居るようなゴブリンやスライムですら命を落とす危険のある職業だからだ。

だから10年も続ける様な奴は大体二極化する。

上に上がっていける実力と実績を持った有能な人間と、憧れを捨てきれず惰性で続いてしまう様な俺のような奴。

そして後者の様な人間でも冒険者に変わりはない。

冒険者として冒険者ギルドに登録している。

すると不慮の事故があった時、冒険者ギルドは人命の確認などの責務を求められる。

そこで冒険者ギルドはいくつかの制度を導入した。


・定期的に更新を行はなければ権利を剥奪すること

・一定期間以上、依頼を受けない場合権利を剥奪すること

・冒険者ランクと年齢に応じた金銭を納付する事


そして

・実績のある者や冒険者ランクがA又はSの者を除き40歳以上の権利を停止


そんな制度が今年から始まる、と目の前の人物

冒険者ギルドのギルドマスター、『ジングレー・ベイル』直々に説明を受けた。

そんな俺『アンジー・クルー』は今日、39歳となった。

........くたばれゴミ制度。


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