表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
薔薇の鎧-あぁ、禁断のドアの前で揺れてる、ワ・タ・ク・シ-  作者: トワイライト
貴方の子供に生まれてよかった
5/23

誕生

氷の精霊は少し微笑んだように見えた


---お前の名前は、アルフレッド・サンクフリード--


--リアム・サンクフリードの新しい息子-


--誕生を祝福し、私の加護を授ける--


その声が消えると同時にアリエルの体が凍り、そして雪解けのように春風がゆっくりとそれを溶かしていく


---ドクン--何?---


---ドクン、ドクン--


---身体が、芯から冷たくなっている----

-でも、同時に魂が、熱く熱くなる--


---そうか、私は死んで、アルフレッドに--

--生まれ変わって--いく--


結晶が溶け落ちた時、私の姿は変わっていた


高い身長、低めのアルト声、分かる--


これが、これからの「私」


最初に言う言葉が自分の内から溢れだした。


「私はアルフレッド・サンクフリード。

アルフレッド・リアムの忘れ形見--そして、二度とザッケローニを惨劇をこの世に出さない壁であり、人を守る刃となる者」


もう、誰も失わせない、暴れるなら閉じ込めてしまえばいい


そうだったんですよね、お父様。

だから、ザッケローニを傍に置いてひたすら監視した


被害を最小限に抑えるために、自分が矢面になり、強固な氷の要塞の内に逆に閉じ込めて


でも、それではお父様も動けないではないですか、殺してしまえば簡単なのに、どこまで行っても「兄」なんですね


なんて、愛情深いひとだろう


私にとっても貴方は唯一無二の「父」--

--無駄死にはさせません、見ていて下さい--お父様。


辺りを見渡して、お爺様を目で探す


お爺様は泣いていた、私はどう見えているのだろう

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ