其ノ壱 俺が…バイト?!
お正月も暇なので書いてみました。
初めての投稿なのですが楽しめていただけたら幸いです
これからも宜しくお願いします
雪斗。高校2年になった
俺は帰宅部で1年の頃は学校が終ったら友達と遊んでダラダラ過ごす。これの繰り返し。そろそろマンネリ化してきたしバイトでも始めるかなと考えていた。
そんな矢先、中学時代に仲の良かった沙耶から電話が
「バイト探してるんだって?」
俺「なんかないか?」
「駅前に新しく出来た喫茶店なんてどう?店長が知り合いだから連絡しとくよ」
「分かった、よろしく頼む」
正直、行く気は無かった。喫茶店なんてガラじゃないし何より駅前だから知り合いに会う確率が高いのが嫌だった。
沙耶からの連絡が来てだいたい1ヶ月。バイトの事なんて忘れ家でゴロゴロしていたとき、突然スマホが鳴り出した。最初からされていたであろうオシャレな着信音が机の上で鳴り響く。相手はもちろん沙耶。
「もっしもーし!内定取れたぞー!」
「あ、やべ、忘れてたわ」
「は?wしっかりしろよw」
そこからはいつもの沙耶とは違った。面接の日取り、時間など丁寧に説明してくれたのである。こういう時はしっかりしてるんだなと少し見直した。
面接当日。高校生がスーツを着ていくわけにもいかず休日にはまず着ることのなかった制服をクローゼットから引き出す。ネクタイを締め誰も居ない家に向かって「行ってきます」
恐らくクラブへ向うのだろう。うちのクラスの連中が大きなバックを持っいる。部活に所属してない俺が休日に制服を着ている姿なんて見られたら絶対話しかけられる。なるべく目立たない様に電車の隅に座りスマホをいじる。沙耶なりに心配してくれたのであろう。スタンプが送られていた。最近流行りのゆるキャラのスタンプ。何が良いのか分からないスタンプだったがなんだか元気が出た。
駅に到着。駅前にあるカフェはスグに見つかった。入ったことの無い喫茶店のドアを開ける。コーヒーの良い匂いだ。丁度落ち着いた頃なのだろう。客は1人しかいない。隅の席に少しコワモテの男が座っている。関わりたくないな… なんて思っていた矢先。コワモテの男から低めの声で
「君が雪斗君か?」
まさかの店長だったのである。
「さて、沙耶ちゃんからの紹介で来た訳だが、具体的に何がしたいんだ?」
何を言ったのかは今でもよく覚えていない。練習はしてきたのだがすっかり頭から消えてしまっていた。
「よし分かった。採用だ」
バイトの面接なんてこんなに簡単に終わるものなのだろうか。
時計を見ると5分しか経っていない。質問も3つほどだった。
「明日、今日と同じ時間に来てくれ。その時に詳しく話そう」
そう言われ約15分ほどで喫茶店から退店。正直合格するとは思えなかった。バイト経験なんて勿論無い。不安に考えていると沙耶からメール
「合格来たみたいだな!頑張れよ!」
可愛い。なんて不覚にも思ってしまった。
さて、どうだったでしょうか
ここから繰り広げられる不思議な日常
今後も是非ご覧ください