protect. 1
変な区切りになってしまい、すいませんっ‼︎
毎日更新心掛けます(ーー;)
ジリッジリリリッ ジリリリッ (カチッ
「嘘だろ‥‥‥」
永瀬 港 17歳。 今日で高校3年生になり‥‥ます。
「嘘だろぉ‥‥」
目覚ましを止め、ベッドから体を起こす。
そう、俺 永瀬 港は今日で高校最後の年を迎える。
「母さん!朝ごはんはトーストにしてっ!」
そう言いながら着替え、キッチンに降りて行く。
「1枚?2枚?」
そう聞いてくるのは歳の割りに綺麗な(決してマザコンではないが)
母親、妙子(43)である。
ちなみに自分では女優のKに似てるとか‥‥
そして俺。せっかくの進級に胸弾むどころか無念さえ残している。
「え〜っ?‥‥もういいっ!時間ねぇし。行ってきます‼︎」
バタンッ ) 勢いよく外に飛び出し、徒歩20分ほどの学校に向かい歩き出す。
このまま行けば余裕‥‥だ。
アイツが来なきゃな‥‥‥
「よっ‼︎港‼︎ おはよー( ´ ▽ ` )ノ」
‥‥‥‥。
やっぱいたか。 朝飯食ってから来ればよかった‥‥‥‥。
「おはよ。‥‥‥‥当山。 お前も飽きねぇぁ‥‥。」
「あったりまえやろっ‼︎‼︎お前と一緒にすなやっ‼︎」
そう、こいつ、当山。 去年俺の高校に転入してきて、異様に懐いてくる、変な奴。
「‥‥‥‥。やっぱ、行かなきゃダメか‥‥?」
「当たり前やん♫ 港おらへんかったら相手にされへんわっ!」
こいつには好きな人がいる。
俺らの高校のすぐ近くにある高校、
「有村学院」にいるお嬢様。 そして超美人。 な女の子。
名前は確か、藤咲 美麗ちゃん。
性格もピカイチで、俺らの高校でも有名人である。
「あ〜、はよ会いたいわぁ〜」
そんな子に、引越し早々一目惚れしたのがこいつ。
なんと、1年も喋ったこともない子に片想いし、いつも通学を見届けるのだ。
それにいつも付き合わされる、俺。
「いつになったら諦めるんだよ、当山ぁ〜‼︎」
藤咲さんの通学路を目指して、もう結構離れた場所にいる当山に嘆く。
「だぁ〜かぁ〜らぁ〜! お前と一緒にすなって! 俺は永遠に美麗ちゃんLOVE♥︎ やねん‼︎」
「はぁ〜?‥‥。」
「てゆうか港、また昨日見たことない女の子と歩いてたやんけ‼︎ そんな奴に俺の気持ちなんてわからへん‼︎‼︎」
「‥‥‥‥‥。」
当山の言葉を聞き流したふりをして、歩き出す。
そう、こんなに一途に1人の子を好きでいる当山を、呆れると共に、少し尊敬している。
ましてや、自分に絶対振り向いてもらえないって、わかってても、あんなに好きでいれるって、すごい。
俺は正直、モテる。
自慢じゃないが、ラブレターだってもらう。
何人もの人と付き合ってきた。
全員、なんとなく、だけど。
どんな純粋な子だって、俺と付き合うと、すぐ、
「港くんとなら‥‥‥。」
って。
はぁ〜、もう、どうでもいいやって、抱く。
毎回同じ。
ドンッ)
ボーッとしてると、走ってきた女の子にぶつかってしまった。
「あっ、ごめん、大丈夫!?」
そういってその子を抱き上げる。
「‥‥‥‥へっ!あっ、いやっ/////// 大丈夫ですっ//////。」
‥‥‥‥ほらね。
結局、みんな顔や成績で人を見る。
本当に心の底から「俺」を想ってくれた人なんて、1人もいない。
そんな俺も同類。
なんて、馬鹿みたいな恋愛をしてるうちに、もう高校3年生。
俺の青春返せーっ‼︎‼︎‼︎
「あっ、////// じゃあっ//////」
そんな事を想っていると、その子はまた走り去って行った。
あれっ?あの制服、有村のじゃん!
偶然w
「おいっ、港! 美麗ちゃん、もうすぐ来るでっ!」
「‥‥‥。あっ、悪りぃ 悪りぃ、今行くっ‼︎」
当山の声に急いで当山のいる場所に向かう。
コソッ) 「あ〜、美麗ちゃん、今日もかわええ/////」
電柱の陰から、何時ものように覗き込む。
「ふーん‥‥‥‥。」
電柱の陰から見える、美麗ちゃん。
もうなんか、皆の憧れの的って感じ。
そんな子の登校を、なぜか何時も見届ける、俺。
何時ものように美麗ちゃんは笑い、何時ものように歩き、
何時ものように アイツは‥‥‥‥。
「‥‥‥‥‥‥。おいっ、当山。
またアイツこっち睨んでるぞっ‼︎」
「マジかよっ‼︎‼︎(・・;)
逃げた方が‥‥ええよな‥‥‥?」