プロローグ1 襲撃 20210904・修正
初投稿となる作品ですが、この度修正することにしました。
勢いで書き始めたので どこまでネタが続くか心配ですが 出来るだけがんばって見ようと思っています。 全てフィクションですので 似た名前・団体等が登場するかと思いますが 何の関係も意図もありません。
中年親父の戯言だと笑って流してください。
677文字
ズダダッダーン、ズガッダッーーーン!!!
飛び交う銃弾に、ゴォウゴォウと燃え盛る炎。
ズガァーンッ!、ドガァーンッ!!
激しい爆発と閃光。
そこは、どこかの研究室の様だがさながら戦場の様な有様だった。
血だらけで倒れている白衣の男性を取り囲み、その状態を確認する戦闘服の男達が数名……。
「よし、ターゲットの死亡を確認した。任務完了、撤収!」
「「「「「ハッ」」」」」
男達が立ち去り、気配が無くなるのを待っていたように一つの変化がおとずれた。
辺りは火の海になっている中、そこに起き上がる三つの人影があった。
白衣を着た女性の様だが この施設の関係者だろうか。
片腕がもげてぶら下がっている者。
胸に血の花を咲かせて おびただしく出血している者。
綺麗だっただろう顔の1/3を えぐられている者。
それぞれ生きているのが奇跡のようだが しっかりとした足取りで死亡している男性の元へと向かっている。
「マスター……。ううっ、酷い……」
「あいつら……、いつか見てなさいよ。ギッタンギッタンにして消し炭にしてやるんだからっ!」
「あなた達、プログラム・リジェネレーションを実行するわよ」
「時間がないわ、急いで……。アストラル・パターンの記録とブレインマッピングを急ぐわよ」
「「ハイっ、お姉さま」」
「しばしのお別れです、マスター」
「直ぐ会えるよね、お兄ちゃん」
「大丈夫! なんてったって私達3人がついているんですもの……」
ある私設の研究所が 何者かのテロによって襲撃を受け焼失した。
焼け跡からは、おびただしい出血と職員のものと思われる焼死体が4体発見され、全員の死亡が翌日のニュースで報道されたのだった。