九番目
いつもありがとうございます
東京の美しい景色が頭から離れないまま、次の日が来た。高校は別だったので彼女たちとは会わないのだが、連絡はしていた。(この頃、仲が良い友人に連絡の仕方を教わっていました。)
そんなある日、彼女からの連絡がきた。内容はこうである。
「来週の日曜日に花火大会があるんだけど、モノカちゃんを誘って行かない?」
もちろん、私はこの誘いに承諾し、その日をまだかまだかと待ち望んでいた。(本当に心の底から楽しみでした。)
しかし、花火大会の3日前に事件は起こった。いや、起こしたの間違えかもしれない。何と私は彼女に告白してしまったのだ。
ことの経緯は4日前の深夜、連絡の相談をしていた友人がこんな事を言った。「好きなら告白すればいいのに、それとも好きじゃないのか?」
その言葉に私は少しカッとなって、「いいだろう、告白してやるとも」と言った。私は連絡手段を使い、告白をしてしまったのだ。(深夜だったのであまり脳が働いておらず、この後の事も考えなかったのでしょう。何故なら普段の私ならそんな勇気のある行動はとても出来ないからです。)
結果から話すと失敗した。まぁ当たり前である、返事では少しの好意を持っているとは言ってくれたが好きではないとの事、嗚呼、そうか終わってしまったのか、私の恋というものは。何故か知らないが、涙が出てきた。(しかし、相手は何も悪い事をしてないのに、私が泣いて困らせるのは嫌だったので何とか泣き止ませました。)
その後は、連絡なんかできなかった。連絡したくなかった。怖い、ただひたすらに怖い、この前まで愛していた人は、私の中で何かかわってしまった。
またよろしくお願いします。