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八番目

この間、私の作品を見てくださっている人が何人いるのか、作品を投稿してすぐ見てみたのですが、ほぼすぐに3名の方が私の作品を見てくださったのを確認しました。何と言うか凄く、嬉しかったです。

 中学を卒業して以来、私とミノリさんはよく遊ぶ約束をしてどこか遊園地や祭りなど行くようになった。(流石に2人きりは恥ずかしいので、もう1人仲が良かった、モノカを連れて行きました。)

 夏あたりに行った東京の遊園地では私は苦手ながら彼女達が好きだと言う、ジェットコースターに乗ったりした。(本当に怖かった、体が吹き飛ぶような感覚でした。しかし2人は楽しそうで特にミノリさんはやはり可愛らしかったです。)

 その後ミノリさん達と観覧車に乗ってる最中ミノリさんが「私、2人といるのが好きだな。なんて言うか接してて自然のままでいられるし。すっごい楽なの」と言った。(私もである。自然のままと言う所は違えどやはりこの人達といて楽しい。こんな日が続くのだろうか。など少し不安だったのを覚えています。)

 十分に遊園地を遊んだ後、私達は東京めぐりをした、見るもの全てが埼玉にはなく何とも美しかった。確かに汚い所こそあったが、当時の私にはそんなの気にならないくらい東京の風景は私にとって美しかった。(東京では、すれ違う女性は皆綺麗なお化粧をしており、勿論のこと綺麗でした。しかし、ミノリさんには劣ってるように私は思いました。)

 その日の帰り道、電車に揺られながら帰っていると彼女達は寝てしまっていた。相当疲れたのだろう、私は男ゆえ分からないが、女性ましてや年頃の女学生である。私より朝早く起きて、お化粧などのオシャレをして来たのだろう。寝てしまっても仕方ない、そう思うと私は何もせずただ約束の時間に来ただけである。その時、私はそんな私を恥じた。

 電車に揺られること数時間、「次は熊谷、熊谷」とアナウンスされた、私は寝ている2人を起こし、降りる準備をさせた。(実際、熊谷では降りず次の籠原で降りる予定でした。)

 無事、目的の駅で降りられた私達、着いた頃には19時を回っていた、駅のベンチで腰をかけ、

「また、行こうね。」なんて言ってみた。

2人は「そうだね。」と少し寂しそうに言った。

いつもありがとうございます。

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