十二番目
毎度ありがとうございます
ミノリさんと、告白する前夏の始めにある花火大会に、モノカを一緒に連れて行こうと約束したのを思い出した。(モノカには一部始終を一応話しておきました。少し驚いたようですが、彼女もまた、私に励ましの言葉を送って来ました。)
私は、この花火大会が最後だと、最後にミノリさんに会える、話せる機会だと思い、どうしても行きたかった。その気持ちをモノカに伝えたが彼女は、「気まずいからやめた方がいい」とか、「今回はお開きにしよう」と言った。しかし、今回ばかりは私もワガママを言い、どうしてもと言ったが、「今回の花火大会はお開きにするってミノリちゃんにも伝えちゃったから」と言われてしまい、私は最後のチャンスすら失う事になった。
母さんには、体調崩してお開きになったなど嘘をついて花火大会には、行かなかった。(あの時はショックで、少し泣いていたかもしれません。)
この後、友人から2人は花火大会に一緒に行った事を知らされたが、私はそんな事も知らず、隣町の花火大会の音だけ聞こえる、殺風景な自宅のベランダから、2人は見たであろう美しい花火を聞く事しか出来なかった。
これにてこの話は完結です。見て下さった方、今まで本当にありがとうございました。また何かありましたらよろしくお願いします。




