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バツイチ彼に告白したら、予想外に溺愛されて困惑しています。  作者: あさの紅茶


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*

「不倫が明るみに出たのは相手の奥さんが証拠を掴んだからだ。俺は寝耳に水だった。…それで離婚した。」


「子供は?」


思わず口をついて出た。

だって優香さん、妊娠したんでしょ?

紅林さんとの子供、どうしたの?

思わず前のめりになっていたらしい。

紅林さんは私の肩を優しく押し戻して、きちんと座り直させられる。


「子供は俺の子じゃなくて、不倫した上司との子だったんだ。」


「えっ…。」


何だかいろいろ衝撃だ。

そんなことって、本当にあるんだ。

話を聞いている私でさえこんなに衝撃を受けているんだから、当時の紅林さんの苦悩は計り知れない。

それを思うと胸がチクチクと痛んだ。


「優香は精神的にまいってしまって、それが原因かどうかわからないけど流産した。上司は会社を辞めたけど、俺はそこまで制裁を加える気にはならなかった。だから離婚してもそのまま同期として今も同じ会社に勤めてる。」


そこまで言うと、紅林さんはふうと大きく息を吐いた。

そんな姿を見て、私は胸がいっぱいになる。

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