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バツイチ彼に告白したら、予想外に溺愛されて困惑しています。  作者: あさの紅茶


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73/93

*

私は明日美に泣きついた。

胸のもやもやを吐き出したくて。

そんな愚痴を聞いてくれるのは明日美しかいないからだ。


「私、諦めた方がいいかな?」


「つらいなら止めなよ。」


泣きながら言うと、明日美はきっぱりと言う。

うん、つらい。

つらいからやめた方がいいって言うの?

やめたら楽になるのかな?


「…でもね、可憐がこんなに好きになれる人ができて私は嬉しいと思ってる。今までちゃんと人を好きになったことないでしょ?」


「…うん、そうかも。」


学生の頃、一応“彼氏”と呼べるような人はいた。

いつも告白されてオッケーして、でもなんか違うなって思って、それは相手も同じで。

結局上手くいかなくて別れてしまう。

そう思うと、紅林さんは私が初めてちゃんと“好き”だと感じた人なのかもしれない。


「可憐を泣かすやつは許さん。年上だろうが関係ないし。…だけど、後悔だけはしないでね。」


「…うん。」


なんだかんだ、明日美は優しい。

ちゃんと私の気持ちを汲み取ってくれる。

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