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お菓子作りは好きだ。

得意かと言われると答えに困るけど、簡単なものなら大抵作れる。


「何か作るんですか?」


「あのね、えっと、宗田くんが…。」


「宗田さん?」


真知さんは頬をピンクに染めながら言う。

それがとても可愛らしくて、ああ、真知さん恋をしているんだなぁなんてほっこりした。

そういうのって素敵だなぁ。


宗田さんがクリスマスに真知さんの手作りお菓子が食べたいとリクエストしてきたそうだ。

で、真知さんはお菓子作りがあまり得意ではないから、私に教えてほしいと。

え、そこ、私でいいんですかと疑問に思ったけど、大好きな先輩の頼みだもの。

可憐、頑張りますよ!


「シュトーレンなんてどうですか?」


「何か聞いたことある名前。」


「クリスマスっぽいでしょう?」


クリスマスだし、初心者でも簡単にできるシュトーレンを提案してみると、真知さんは二つ返事で頷いた。

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