表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/93

*

大島がインフルエンザで休んだとき、他のやつに取りに行かせればよかったのに、なんとなく興味本意で図面管理課へ足を運んだ。

設計課にいたときはよく来ていた場所。

扉を開けると、レイアウトも何も変わっていない。

けれどカウンター横に座る見たことがない若い女性。


俺を見ると、柔らかな笑顔で「おはようございます」と挨拶した。

名札をチラ見すると、早川可憐と書いてある。

ふわっとした、女性というより女の子と表現したほうが合っている気がする早川さん。

なるほど、アイドルねぇ。

確かに可愛いなと思った。

それに、電話でイメージしていた以上に華があって笑顔が印象的だ。

大島が騒ぐのもわからなくはない。


なんとなくまたあの笑顔が見たいと思って、俺は大島が休んでいる間、自ら先行書類を取りに行った。

毎回笑顔で迎えてくれる彼女。

それはとても心地よかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ